タランタル級高速ミサイルコルベットTarantul Class
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| <開発&設計> タランタル級は前のナヌチュカ級に比べて小型であり、数ノット速力が速い 点を除けば、能力的にも劣る。むしろ、オーサ級の後継と考えられるが、 複雑なシステムと高価な装備を持つためかオーサ級を更新(部分的にしろ) するほどの数は建造されていない。ちなみに、船体はパウク級対潜コルベ ットの小型船体と基本配置に基づいているが、推進装置は違う。 タンランタル級にはT型、U型、V型のバリエーションがあり、それぞれ主 武装や電子装備が異なる。T型は主に輸出用としてルイビンスクのボロダ ルスキィ造船所で建造され、主武装にはSS−N−2cスティックス対艦ミサ イル発射筒4基を持つ。SS−N−2シリーズはソ連の多くの高速艇や駆逐 艦に装備されているオーソドックスなミサイルで、C型はその射程延長型で ある。T型は1984年から旧東ドイツやポーランドなどの東欧圏に供与され 、ソ連本国向けにも1979年から1980年にかけてペトロヴスキィ造船所で 2隻が建造された。T型に続いて建造されたU型はT型と武装は同じだが、 ミサイル管制装置や誘導装置などの電子装備が異なり、1981年からソ連 本国向けに19隻が建造されている。 V型はタランタル級の最新バージョンで、ソブレメンヌイ級駆逐艦と同じSS− N−22サンバーン超音速対艦ミサイルを搭載している。SS−N−22はロシ ア名3M80といい、アメリカのイージスシステムに対抗して開発されたもので、 終末段階では敵の迎撃を困難にするような動きをするようにプログラムされて いると言われている。V型は超音速対艦ミサイルを装備しているためか、ロシ ア海軍以外では採用されていないが、現在のロシアの財政状況を考えると、 今後V型の輸出にも力を入れていくものと思われる。
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