- 土曜日、
- 宝くじ売場に人々が並んでいる。
- 公園の片隅で鳩が乾いた反吐を啄んでいる。
- 新聞ではあらゆる価値が金に換算されている。
- 今日また一つ法律が増えた。
- 意志という概念すらないような男が
- 向かいの席でオレと同じ物をブタみたいに食べている。
- オレはすべて吐いてしまった。
- 世界は何処へ行った?
- 回り続ける地球、
- 目を閉じている時だけ本当のものが見えるような気がしていた。
- 日曜日、
- あらゆる存在に意味を求めることを止める。
- 独裁者になった自分を想像する。
- 人類を2つに分割してみる。
- オレはどっちに入る?
- まったく自信がない。
- 西の空が
- 徐々に形式的な闇に被われてゆく。
- オレはソレをただ見ている。
- それだけのことだ。
- こうしている間にも
- 過去が限りある未来を呑み込んで行っているのを感じるだろう?
- 月曜日、
- 地球は今日も確実に回っている。
- 恐らく、死ぬまでずっと。
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