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これまで生きてきた中で僕が最もリスペクトする男


優越感も劣等感も感じない


会話のひとつひっつを僕は帰り道かみしめる


全ての事象において一方的な感情に陥る事を僕は望まない


けれど21年目の人生で知りえたことは羞恥心をなくせたことだけだった


言葉をひとつひとつ


ただひとつひとつ


唯々諾々


初めて食べた,モスライスバーガーやきにく


倦んでいる都会の街の雑踏をまた歩き出す僕たち


目の前の何もかもが、頭には入ってなかった



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