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登山と散策

(2008年)
4月  9月  10月

2008年4月20日(日)
安曇野光城山(ひかりじょうやま)の桜道
 4月20日、安曇野市の中で桜の名所といわれている光城山に登りました。「海抜911m」と頂上の標識にありましたが、途中振り返り写真を撮りながらゆっくり登って約40分です。昨年4月21日に『おもしろ自然教室 平成19年度第一回「春の光城山の植物」』という講習で登った時、桜は蕾が余り付いていない惨めな状態で「このままで大丈夫?」と心配したのですが、取り越し苦労だったようで今年は見事に咲いていました。20日は6合目位までが満開で、登るにつれて蕾が多くなり、頂上付近はまだ2、3分咲きの状態でした。このまま暖かい日が続けば、4、5日程で頂上も満開になるでしょう。光城山は「北アルプス絶景スポット」の長峰山の隣で、頂上付近はもちろんのこと、登る途中でも北アルプスを桜越しに眺望することができます。20日は比較的天気が良かったので、北アルプスを望むことができました。また日曜だったので結構人が出ていました。
 1枚目と4枚目は19日、登り口に行った時に撮ったものです。1枚目は登り口から少し離れたところで光城山を見上げた情景です。桜の白い帯が登山道に沿って頂上に向かって伸びています。良い眺めです。2、3枚目と5枚目以降は20日の撮影です。2、3枚目は1枚目よりもう少し離れた所から光城山を望遠で撮ったもの、桜の白い帯が印象的です。4枚目は19日撮影、登り口を写したものです。5枚目からは登りながら撮影したもので桜の枝の間に北アルプスが写っていますが、かすんでいる状態で判別できないと思います。9枚目は頂上近くの広場で、10枚目はほぼ頂上で撮ったものですが、蕾が多かったです。11枚目は下るときに撮ったもので、桜の花の間に信濃富士(有明山)が見えています。
2008年9月12日(金)、13日(土)
常念岳登山
 9月12日、13日で常念岳単独登山をしてきました。12日までは天気が良く13日午後から崩れるとの天気予報を聞き、12日に出発することを決め、朝8時前にペンションを車で出発しました。常念岳登山口から1.2km下の駐車場に車を止め、歩いて登山口まで約20分、登山口で準備をし、9時前に登山開始、残念ながら登山口で写真を撮るのを忘れました。以下写真に沿ってご説明します。
 9時15分に「山ノ神」(1枚目)、10時3分に「王滝ベンチ」(2枚目)到着、適当に休憩を取りながら、まだ元気で順調にきています。11時4分に「笠原沢出合」(3枚目)到着、登山道は殆ど石ごろごろの道で歩きにくく、徐々にきつくなってきました。「笠原」を出て、11時25分に「胸突八丁」の始まるあたり(4枚目)に到着、道はさらに狭く厳しくなり、「滑落注意」なんて看板が出ていてチョッとビビリましたが何とか通過、12時12分に「最後の水場」(5枚目)に到着しました。水を補給し、「常念乗越」に向けてもう一頑張り、13時チョッと過ぎに「常念乗越」(6枚目)に到着しました。「常念乗越」に上がるとなんとすばらしい見晴らし、槍ヶ岳が間近に見え、「おおー、すばらしい」なんて口走ってしまいました。7枚目は常念小屋越しに槍ヶ岳などの北アルプスを、8枚目は槍ヶ岳を望遠で、9枚目は常念岳を撮った写真です。所要時間4時間強です。
 常念小屋に宿泊手続きをして、身軽になり14時前に常念岳山頂に向け出発、当初より岩ごろごろ、チョッと踏み外せば岩ともども滑落しそうな険しい道、岩に付けられた印を頼りに登っていきます。10枚目は途中振り返り、「常念小屋」を撮った写真です。頂上に近付いた所で小休止を取っていたら、離れたところに比較的大きな鳥が赤い木の実を食べているのに気がつき、望遠にしてシャッターを切りました(11枚目)。縞々の頭からすると夏毛の「ライチョウ」のようです。私に気がつくと飛んで行ってしまいました。15時15分に頂上に到着、2名の先客に挨拶をして、写真を撮ってもらいました(12枚目)。頂上は非常に狭く、4、5名で満員状態、続いて登ってくる人がいたので15時21分早々に下山を開始しました。13枚目は頂上で撮った写真で、中央に大天井岳、右に東天井岳、奥に燕岳、その右手前に横通岳が写っています。16時30分頃に「常念乗越」に到着、その時撮った写真が14枚目です。
 夕食後、夕焼けを期待して常念小屋の外に待機、一面の夕焼けではありませんでしたが、一瞬オレンジ色に輝きとても綺麗(15枚目と16枚目)、いいタイミングでした。今日は1日とても良い日でした。
 翌日、朝から雨です。朝食中「虹だ」と言う人がいて、早々に食事を済ませ、宿泊した部屋から写真を撮りました(17枚目)。槍ヶ岳に虹、いい情景、ラッキーです。6時20分に下山開始(18枚目)、常念岳登山口到着が9時21分です(19枚目)。所要時間約3時間です。
 非常に疲れましたが、無事に「常念岳登山」が達成でき、とても綺麗な情景を見ることができ、さらに良い写真も撮れ、非常に満足しています。
2008年10月9日(木)、10日(金)
涸沢カールの紅葉狩り
 10月9日、10日で涸沢カールに行ってきました。涸沢カールの紅葉がピークになった頃で天気の良い日に行こうと考えていまして、丁度良いと判断した9日に出発しました。
 朝6時、車でペンションを出発し、沢渡岩見平の有料駐車場に車を置き、バスで上高地に入りました。上高地バス停出発が8時、8時7分河童橋、8時47分明神、9時40分徳沢に到着、各々少しずつ休みを取り、横尾に10時50分到着しました。ここまでは平坦な道で、長くは感じましたが特に問題はありません。11時16分に横尾を出発、ここからは本格的な登山道になります。横尾大橋を渡り、しばらく行くと左手に紅葉(黄葉)した樹木を抱いた屏風岩という大岩壁が見えてきます。12時20分に本谷橋に到着、格好の休憩ポイントと紹介されている通り、つり橋の下の川原に多くの人達が休憩していました。私も小休止、バナナなどエネルギーの補給をし、12時35分に出発、ここからは急な登りの連続で、かなりきつく、休み休みの行程になりました。上に登るに従って、登山道の周りの紅葉がとても綺麗、苦しいけれど少し癒されながら登っていきます。14時、岩がごろごろしていますが、紅葉の先に奥穂高岳が良く見えて、写真を撮るのには格好の場所に到着し、しばし撮影休憩、5分ほどで出発、14時14分に涸沢ヒュッテと涸沢小屋の分れ道に到着、14時25分涸沢ヒュッテにたどり着きました。宿泊手続きをして、ザックを寝床に置き、早速涸沢カールの紅葉(黄葉)を撮影しました。きつい思いをして登ってきた甲斐があるすばらしい情景、山の頂上は雲が出ていて見えていませんが、真赤なナナカマド、黄色に色付いたダケカンバ、緑のハイマツが黒い岩肌と白っぽい「がれ」に配色され、見事の一言です。ひとしきり撮影した後ヒュッテの上のテラスに席を取り、ザックに入れてきたおつまみと売店で買ったおでんをさかなに、涸沢カールの雄大でかつ美しい情景に浸りながら、安曇野のスーパーで仕入れた紙パックのお酒で食事の前の一杯、しばらくの間至福の時を過ごしました。
 10日は3時に起床、空には満天の星、久しぶりに星を見て感激しました。天気は晴れ、太陽が上がって来た頃に再度涸沢カールの紅葉の写真を撮り、7時45分に下山開始、8時53分本谷橋到着、ここを9時5分に出発し、9時57分横尾に到着しました。10時16分に横尾出発後各ポイントで小休止を取りながら、11時11分に徳沢、12時10分に明神、12時53分に河童橋、13時10分バス停に到着しました。横尾からの帰りの行程は平坦ではありましたが、登山道ではできなかった靴擦れができ、涸沢ヒュッテで一睡もできなかった疲れがどっと出てきて、極めて厳しい帰り道になってしまいました。再度涸沢カールに登る時には、何らかの帰り道対策をとる必要があると痛切に感じました。
 最初の18枚(大きな写真の1枚目まで)は9日撮影です。1枚目から順に撮影場所などを記します。バス停からの穂高連峰、河童橋手前川岸からの穂高連峰、明神穂高奥宮の案内、横尾山荘全景、横尾大橋と黄葉真っ盛りの木を撮った写真です。この木の黄葉がとても綺麗でした。6枚目からは、横尾大橋から23分ほど登った所の左手屏風岩、さらに30分登った所で振り返り見た屏風岩、その綺麗に紅葉(黄葉)している部分(ズームで撮影)、本谷橋川原の休憩所を撮ったものです。10枚目からは、本谷橋から険しい道を39分ほど登った登山道紅葉並木、さらに38分ほど登った岩がごろごろの場所で振り返り見た屏風岩、その綺麗に黄葉した部分(ズームで撮影)、さらに10分ほど登った所から付近の紅葉と奥穂高岳を中心に涸沢カールの上部を撮ったものです。14枚目からは、涸沢カールに近付いてきた登山道紅葉並木、涸沢ヒュッテと涸沢小屋への分かれ道、涸沢ヒュッテ近くから振り返り見た屏風岩などの情景です。17枚目は涸沢ヒュッテから見たキャンピングサイト、18枚目は9日最も綺麗に撮れた涸沢カールの情景です。雲に覆われ日の光は当たっていないですが、紅葉の色の濃さを強く感じました。
 19枚目からは10日撮影です。奥穂高岳を中心に、涸沢岳を中心に、北穂高岳を中心に涸沢カールの情景を撮りました。22枚目は前日とほぼ同じ範囲を写したもので、前日とまた趣が異なり、朝日に照らされた明るい紅葉が綺麗でした。
 23枚目からは帰り道を各ポイントで写したものです。涸沢ヒュッテの入口、本谷橋近辺、横尾大橋近辺、徳沢園入口、明神穂高奥宮の案内近辺、河童橋横から穂高連峰を撮った写真です。
 涸沢カールで撮影した写真を、PCのソフトでパノラマ写真に合成しました。
パノラマ写真1は、10月9日、14時55分撮影、約180度のパノラマです。
パノラマ写真2は、10月10日、6時10分撮影、約120度のパノラマで、雲がまったくない綺麗な青空です。朝焼けで山が少し赤みを帯びています。
パノラマ写真3は、10月10日、7時15分撮影、約130度のパノラマです。

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