7月17日、安曇三郷明盛の稲田を散策していた時に撮影したスナップを掲載します。稲田はすくすくと成育している稲で一面の緑ですが、大麦、小麦を刈取った後の畑は、そのままの状態で置いてある所と水を張ってある所があります。水の張ってある畑の畦で可愛らしい花を見つけました。名前の分からない変わった形をした青い花と朝顔みたいな形をした花です。
インターネットで朝顔みたいな形をした花は、昼顔であることがすぐに判明しましたが、青い花はいろいろな言葉で検索してみましたが、同じものは見つかりませんでした。「青い花」、「尻尾を持っている花」、「蕾に尻尾がある花」、「葉が松葉みたいな花」、「鳥が飛んでいるような形をした花」など全て空振りでした。最後の手段ということで、「写真を投稿して花の名前を教えてくれるサイト」で検索し、ある掲示板を見つけそこに投稿しました。結果「デルフィニウムの種類の一つ、例えばオオヒエンソウなどでは・・」という回答があり、またまたインターネットを検索したところ、最終的に『ラークスパー(別名「飛燕草(ひえんそう)」、「千鳥草(ちどりそう)」)』でまったく同じ形、色、葉のものを見つけ、英語名「ラークスパー」と判明しました。今更ながらインターネットは非常に便利であることを再認識しました。
インターネットの情報によりますと、『「ラークスパー(larkspur)」は北アメリカ原産で、larkは鳥のひばりを意味しています。日本名「飛燕草」は花がツバメの飛んでいる形に見えたのでつけられたようです。』とのことでした。
1枚目から4枚目までは「ラークスパー」の写真です。水の張った畑の一角に細々と咲いていました。来年には無くなってしまうのではないでしょうか。同じ畑の別の場所に、5枚目、6枚目の昼顔が咲いていました。水には鴨が餌を探して泳いだりもぐったりしていました。7枚目です。稲田の周りを歩いていると、歩きにあわせて畦から水に次々と飛び込むものがいます。蛙でした。8枚目です。9枚目は刈取られたままの畑に、餌を探している4羽の青鷺(だと思われます)を撮りました。10枚目は飛び立った所を撮りましたが、よく写っていませんね。 |