10月29日、紅葉時に写真を撮りに行っている大町市霊松寺に今年も行ってきました。子宝祈願の「オハツキイチョウ」を毎年拾ってくるお寺です。
最初に全景を撮るために正面の鐘楼に上るのですが(写真は1枚目です)、「む!例年に比べると紅色が少ない、もうかえでの紅葉が終わってしまったのか」と思いました。本堂まで行き住職さんに尋ねたところ、「今年、マイマイガの幼虫が大量発生して、かえでの葉が大分食べられてしまいました。その後葉は再生しましたが、如何せん量が少なく、紅葉もみじめな状態になっています。」とのお答えでした。昨年は池田町、今年は大町市とマイマイガの虫害が北に移動したのでしょうか。
例年のように本堂、宿坊と移動しながら写真を撮りました。かえでの紅葉は残念ながらみじめな状態でしたが、大銀杏は見事に色付き美しく黄葉した姿を見せてくれていました。赤く紅葉しているのはドウダンツツジなど躑躅系の木々のようです。
今年来る時期が早かったのか、残念ながらオハツキイチョウを見つけることはできませんでした。お寺の人からも「今年はまだ落葉の最盛期に入っていませんよ」と言われました。その代り今年からお寺で企画・作成した「オハツキイチョウのお守り」を娘夫婦のために購入してきました。 |