コシヒカリ

新潟県魚沼産コシヒカリvs千葉県産コシヒカリ

 この実践は、1993年度から、徐々に改良して行っています。
 2000年4月に5年の担任になったときの資料がすでに古くなりましたので、一部修正をします(2005.4月現在)。
 なおこれと同じような実践(地元のお米と日本一と言われてる魚沼産との比較をする授業)が2002年2月に社会科関係の書籍に出ています。
 こちらが先行実践ですので、このままこのページを維持し、発展させていきたいと思っています。

2005.4.23記す

2000.4実践 2001.4.5アップロード 2005.4修正

○今から、2つの袋(中身が見えない)をさわってもらいます。中身を予想して下さい。
 
○2つの袋の中に入っていたのは、お米2sです。

○では、ふくろに入っていたお米2sの値段はいくらだと思いますか。

  新潟県魚沼産コシヒカリ 千葉県産コシヒカリ
予 想    
正 解 1450円(2000年4月)
1380円(2005年4月)
940円(2000年4月)
980円(2005年4月)

 ※子供の発表予想金額を板書する。いろいろな金額が出ておもしろい。
 
○ここで実験です。AとBのご飯を食べ比べてみて下さい。一つは、2kgで1450円です。もう一つは、2kgで940円です(2000.4月調査)。一つは、日本一おいしいとされている魚沼産コシヒカリです。もう一つは、千葉県産コシヒカリです。

○AとBのお米の銘柄(めいがら)を当ててみて下さい。
 ※色・形・大きさ・臭い・味についての感想や気がついたことをノートに書かせたい。
 ※2つのお米は、同じ水分で固めもしくは標準で炊くと味が分かりやすい。なぜこんなに価格の差が生じるかを考えさせたい。 1月10s食べるとすると、1年間では30600円も違いが出る。
 ※2000年度の4月の授業(5年)では、正解は28人中20人。


○どちらのお米がAで、どちらがBか自分の考えを発表して下さい。
 ※自由に発表させたい。

○お米の勉強で調べたいことを書いて下さい。
 ・他にどんな銘柄があって、どんな味か?
 ・どうして、お米には値段と味の差があるのか。
 ・おいしくて、利益のあかける米作りの工夫は何か。
 ・米の生産量があがるためにどんな工夫をしているか。
 ・おいしいお米はどんなふうにして作られているのか。
 ・なぜ魚沼産のコシヒカリは、売れるのか?
 ・なぜ、千葉県産のコシヒカリは安くてもおいしいのか。
 ・米のとれ高が日本一なのは、どの都道府県だろうか。
など


 Harabirdは、お米の中では山田錦(酒米)が一番好きです。
 この授業をやった時、魚沼の水田を見たくなりました。ということで、夏休みに出かけました。下がその写真です。  

下の写真は、どちらも魚沼の水田です(2000.8撮影)。
さて、どちらでできたお米がおいしいと思いますか。
答は、マウスポインタを写真の上に持っていくとでます。
正解。山間部は昼夜の気温の差が激しい。地元の人の話によれば、こちらがおいしいとされている。 正解では、ないけれど、こちらもおいしい。
山間部 川沿い


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