2000年度の校外学習は,「総合的な学習の時間」を意識し学年で計画しました。
10月4日に水元公園に郊外学習に行ってきました。私は、「釣りのコーナー」を担当しました。釣りコースの子供たちは、自分で作った竿(サオ)で、もろこや手長エビやタナゴなどを釣りました。なんと金魚(写真)を釣った子もいました。
魚のあたりは、ひんぱんにあり、あきない釣りでした。約半数の子が魚を釣ることができました。最高記録は、Hさんの4尾です。えっ、私は、って? なんと1尾……。しかも4cmぐらいの大きさの魚です(自己最小記録)。
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ペットボトルを利用した魚入れ。 |
<午前の部>
それぞれの講師について、しっかりと体験することができました。
・昆虫のコーナー
・野鳥のコーナー
・昆虫のコーナー
トンボの卵を講師の先生が採っているところです。
小さくて白い卵がたくさん採れました。野鳥を観察。小さな窓越しに、ぱっと開けた景色。
いろいろな鳥を観察することが出来ます。
<午後の部>
本当は、子供たちの希望が多かった草木染めもやりたっかたのですが、「バーベキュー以外に水元公園で火を使うことは禁止」と管理事務所の方にきつく言われ断念! 従って、下の3コース。
・釣りコース
・べっこう飴作りコース
・レクのコース
私の担当は、「釣り」ですので、ここでは釣りについて紹介します。
こんなに小さな川だけど、
・タナゴ
・マブナ
・ダボハゼ
・くちぼそ
・手長エビ
・モロコ
など、たくさん釣れます。子供たちは、自分で作った竿(さお)で釣りに夢中。
使用した釣り竿
・ススキ
・細い竹など
※釣れる魚が、5cm前後ですので、竿(サオ)は細いほどOK。
<竹の仲間を利用して作った竿>(水元1号竹)
・乾燥しているものがよい。穂先は、細く、やわらかく。
・この竿で某先生は、休日に手長エビを釣りに行き、約40匹釣れたそうです。学校の水そうに入れています。エビの脱皮が観察できてとてもグー。
※下2本の竿の穂先は、市販のリリアンを使用。上の竿は、普通のひも。
<ススキで作った竿(水元1号すすき)>
※穂をとる時に注意!
折れやすいが慣れるとけっこうおもしろい。
※自己最高記録→この竿で1時間33尾(10cm〜15cmの鯉)を釣った。
竿の作り方
新聞紙をまく。
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糸をまく。 糸をまく。
竹を利用した竿(もっと乾燥させたい)。
下の写真は、カヤで作ったもの(水元2号)。穂先はなるべく細くて反発力の少ないものを。下のサオは、ヘラブナ用の浮き(ムク)のトップでテーパーがついたものを使用。
持つところは、魚が小さいので、小さめがよい。形は好みで。