2006年5月の過去ログ



[4304] 楢山節考 投稿者:又左衛門 投稿日:2006/05/02(Tue) 23:46:46 No.4304 [返信]
邦画ですが、木下恵介監督の『楢山節考』をNHKBSで見ました。これで2回目かと思うんですが、画質が随分良くなってました。テーマは「姨捨」という重い内容で、今村監督でリメイク版も作られていますが、作風は全く違います。全編殆どがセット撮影で、このセットの出来映えが凄いの一言。美術スタッフと監督のこだわりが感じられました。また音楽というか、バックに流れる義太夫が画面とあいまって、凄みを与えていました。未見の方には是非ともお勧めしたいです。


お話は有名 BJ - 2006/05/03(Wed) 08:29:23 No.4305
又左衛門さん、こんにちは!
2日の午後早くに放送があったのですね。
田中絹代さん主演、少し興味はありますが見逃しました。
たまには邦画も観ないと、と思いますが、なかなか余裕が…。


ヒッチコック顔負け 又左衛門 - 2006/05/06(Sat) 13:15:49 No.4307
BJさん 連休はいかがでしたか?

『楢山節考』は、最後を除いて殆どがセット撮影なんですが、なんとそのセットにカラスが登場するんですよ。それも一羽や二羽じゃありません。十羽以上のカラスが、無数の白骨が散乱する姨捨場を飛んだり歩いたりします。決して合成じゃありません。画面に凄惨な感じを与える重要な役割を果たしているんですが、この調教はさぞ苦心したのだろうと思います。

そして、おりん親子の希望通り雪が舞ってきて、一面の銀世界になるところが、悲しくも美しいんですね。


ありがとうございます。 BJ - 2006/05/06(Sat) 23:21:40 No.4309
連休は帰省で、ゆっくりしてきました。

なんと、カラスですか! それは撮影が大変だったでしょうね。
ヒッチコック監督の「鳥」を思い出させるわけですね。
「楢山節考」、キネマ旬報の1958年度日本映画の第1位になっていました。





[4306] AVP 投稿者:lalaki 投稿日:2006/05/05(Fri) 18:17:33 No.4306 [返信]
ボーさん、こんにちは。

ブログの方で、以前話題にされ、お気に召さなかった映画「エイリアンvsプレデター」観ました。
私も、マニラにいるとはいえ、仕事が日本と連動していますので、今週はバケーションというわけで、とある田舎のホテルに投宿しておりましたら、この地方でもケーブルにWOWOWがあり、字幕付で観れました。

私はこれ、意外に面白く観てしまいました。
というのも、徹底的にこれまでの名作映画、名作SF映画の意匠を借りて、といいますか、ほとんど全シーン・パロディといってもよい構成で、あー、ここはこの映画、あそこはあの映画という風に観ていくと、結局最後まで観てしまった、というわけです。

つまり、「コンタクト」+「遊星からの物体X」+「七人の侍」でオープニング、謎の地中ピラミッドからエイリアン登場までは「2001年宇宙の旅」+「インディ・ジョーンズ」+「キューブ」、でプレデター登場からは「エイリアン」と「プレデター」というわけですね。(最後の最後は「キャリー」ですけど)
つまり、それらの映画をどれだけ観ているかで面白さが決まるという、つまりハッキリいってしまうと「オタク映画」なのです。
で、オタク文化の3大要素である「や・お・い」=「やまナシ」・「おちナシ」・「いみナシ」の映画なので、オタク的な楽しみ方以外には楽しみ方はない、ということです。
プレデターUのシーンの中に、プレデターの「獲物」の写真が宇宙船に貼ってあるシーンがあって、チラッとエイリアンの写真があり、このシーンがSFオタクの話題になり、その勢いでゲームまで作られた、ということがこの映画製作の発端らしいですが、「バイオ・ハザード」の監督の脚本・監督というのもうなずける、オタクの、オタクによる、オタクのための「やおい」映画というわけですな。

各シーンもすべてどこかで見たお約束、配役にもお約束があり、こうなると、今のヒップ・ホップ中心のポップスと同じで、すべて先人の遺産を食い尽くして行く時代に映画もすでに入っている、といえるかも知れません。

オタクの為の映画といっておきながら、結構楽しんで観た私はオタクオヤヂーということでしょうか。(フィリピンにはオヤヂーという意味の差別語はありません)


異種格闘技 又左衛門 - 2006/05/06(Sat) 16:36:08 No.4308
lalakiさん どうも
そちらも お休みですか。

>「エイリアンvsプレデター」
これは未見ですが、見たいとも思わない(笑)ですね。何か他にもあったような。
「フレディ Vs なんとか」とか。

昔々 日本で行なわれた、モハメッド・アリと猪木の「異種格闘技」の馬鹿馬鹿しさ、あほらしさを思い出しました(笑)。生で見た人は怒っただろうなぁ。

私はどちらかと言うと、まだギーガーデザインのエイリアンの方が好き。敢えて言うならですが(笑)。まだ笑える要素があります。プレデターは、はっきり言って怖いです。
「バイオ・ハザード」はCSで最初の部分だけ見てて、あまりのグロテスクさにTVを消しました。それくらい気持ち悪い。

「キングコング対ゴジラ」くらいの脳天気さだったらいいんだけど。今作るなら「ハマコーVS大仁田」だったら面白いかも。


なるほど〜 BJ - 2006/05/06(Sat) 23:35:16 No.4310
lalakiさん、又左衛門さん、こんばんは!
いろんなパロディ、という見方は考えていませんでした。
どうも私は、素直に観てしまうのか、単純なのか、何かのパロディだと頭を回すことが少ないようです。先読みもしないですし…。

となると、再見して確認したい気もしますが、再び観たくない…かな? 少なくとも、すぐには。
映画製作の発端の話は初耳でした。

「エイリアン」「プレデター」の2つを合わせて遊んだのはいいのですが、それなりの出来を求めてしまったのが失敗かも?

映画での異種格闘技は、2次的なアイデアですから、見世物、キワモノになりやすいですよね。
怪獣同士なら、普通の組み合わせなんですが。


Re: AVP lalaki - 2006/05/07(Sun) 22:44:40 No.4311
又左衛門さん、ボーさん、こんばんは。

ボーさん、再見の必要はございません。
なぜなら、パロディなどという高級なものではなく、単に「剽窃(ひょうせつ)」=イタダキだからです。

又左衛門さん、連休中に「ハマコーVS大仁田」のノリで「対決モノ」の映画、考えてみました。

では、「エイリアンVSプレデター」よりはいくらか、見たい「対決」ということで。

「鞍馬天狗VS丹下左善」(嵐勘十郎VS大河内伝次郎、濃い!)
「眠狂四郎VS用心棒」(市川雷蔵VS三船敏郎、これは夢の組み合わせ!)
「座頭市VS木枯らし紋次郎」(どっちが世の中をスネテる渡世人か対決)
「無責任男VS若大将」(どっちがラッキーッか?夢の東宝映画対決)
「渡り鳥VS多羅尾伴内」(どれだけ悪者を待たせるか、対決)

「ダーティー・ハリーVSドン・コルリオーネ」(これはちょっと、ホントに観てみたい!?)
「007VSマリリン・モンロー」(意味は無いんでが・・・)
「アラビアのロレンスVSベン・ハー」(どっちが壮大か、対決)
「レクター博士VSドラゴン」(食べられずに済むとしたら、この人だけ?)

で、究極は
「ゴジラVSガメラ」ではないでしょうか?
おあとがよろしいようで。


補足 lalaki - 2006/05/07(Sun) 23:22:38 No.4312
マリリンは究極のボンド・ガールだとしたら、ラクエル・ウエルチやハル・ベリーの何十倍か凄いでしょうね。

コメディの要素が要りますから、ジェームズ・ボンドはロジャー・ムーアでしょうか。


はい、じゃあ観ません BJ - 2006/05/09(Tue) 08:34:13 No.4313
007対マリリンですかー!
お色気攻撃は、できそうです。マリリンのアクションは見てみたいなあ! 「可愛い<カッコイイ」の進化したマリリンに期待!
ボンドを完全に骨抜きにしそうで、ちょっとマズイんじゃないかという懸念もあり。





[4314] シネマの旅 投稿者:又左衛門 投稿日:2006/05/14(Sun) 13:16:14 No.4314 [返信]
テレビ東京「地球街道」を見ました。
萩尾みどりさんがフランス・ノルマンディ地方を旅行した番組でした。目的はフランス映画の舞台を訪れること。「男と女」「シェルブールの雨傘」のふたつの映画です。「男と女」では、映画に登場したあのホテルを訪れ、レストランであの台詞「ご注文は?」「部屋をひとつ」を言ってみたのですが、ボーイさんが呆れてました(笑)。「スイート・アヌーク・エーメ」というプレートが入り口に掛かってました。一泊11万円! 壁紙が当時と同じものでした。

「シェルブールの雨傘」では、あの傘屋として撮影した店がまだありました。実際は別の商売でしたが。それとは別に近くで傘屋を始めた人がいました。あのラストのガソリンスタンドはもう営業してなくて、板が打ちつけられ、フェンス越しにしか見れませんでした。裏話として、雪のシーンは真夏に撮影されたとのこと。ですから地面の雪に見えるものは、「塩」だったという驚愕の事実!
うーん、私も行ってみたくなりました。


映画ファンには楽しみな番組でしたね BJ - 2006/05/15(Mon) 07:28:42 No.4315
又左衛門さん、こんにちは!
「男と女」は昔、1度しか観てなくて、レストランもセリフも覚えてないです。主演女優の名前をプレートにしているのは素敵ですね。

雪の代わりに塩、というのは面白い話。ずいぶん細かい雪だったわけですね。
映画が好きな人には興味深い企画!


ゴダールの・・・ lalaki - 2006/05/15(Mon) 09:56:09 No.4316
皆さん、おはようございまず。

私は、「勝手にしやがれ」で、ジャンポール・ベルモンドが「俺って最低だ・・・」とつぶやいて、路上で逝くシーンを撮影した場所に行ったのですが、特別何のサインもプレートも無かったので、「多分・・・」というこいとで終わってしまいました。


「男と女」 又左衛門 - 2006/05/15(Mon) 22:24:10 No.4317
BJさん、lalakiさん こんばんは。

始めて「男と女」を見たのは、高校生の頃、でっかいスクリーンに大写しになったベッドシーンにドキドキしてしまいました(笑)
見ているこちらが照れてしまって....
さっそく映画のサウンドトラックのドーナツ盤を買いました。裏が「白い恋人たち」でした。当時あの「ダバダバダ...」というスキャットがとてもしゃれた感じでかっこ良かった。
その後、ビデオが出始めの頃、ソニー提供の番組で久し振りに見ました。それにしてもアヌーク・エーメのエキゾチックな美しさにまいりました。


ロケ地でも、 BJ - 2006/05/16(Tue) 07:17:43 No.4318
痕跡のない場所のほうが多いでしょうね。
lalakiさん、こんにちは!
そうですね、「勝手にしやがれ」はロケ撮影、そういう場所があるわけですよね。この映画の場合だと、そんなヤワなことやってられねーぜ、とイキがって、記念碑みたいなのは残したくないのかも? 勝手にプレート作りやがれ、とは行かない?(笑)

又左衛門さん、「男と女」の曲は、ほんとに、お洒落でした。映画の中に占める音楽の力の大きさを感じたものです。
アヌーク・エーメの名前も永遠に残りますね。


toi et moi  又左衛門 - 2006/05/17(Wed) 00:10:15 No.4320
思い出しましたが、この「男と女」の歌詞の最後は、「toi et moi (トワ エ モワ)」で終わります。
あの当時、日本では「トワ エ モワ」というデュエットがヒットしました。多分に「男と女」に影響受けたんじゃないのかな?なんて思います。

あの映画で印象的な場面は、カーレースのシーンです。雨の中、長時間の耐久レース。辺りが真っ暗になって、車のライトが雨を照らす。そして冒頭の、二人が出会う、保育園みたいな場所。アヌーク・エーメが子供に「赤頭巾」の話をする場面。昔亡くした夫の回想をして泣く場面。等々断片的に覚えています。いずれにしても、フランス映画独特の甘い雰囲気というものを知ったのも、この映画でした。


いましたねえ、 BJ - 2006/05/17(Wed) 07:59:59 No.4322
トワ・エ・モワという2人。懐かしい(でも、そんなには知らないですけど)。

あまり覚えていませんが、カーレースのような場面はあったなあ、と思い出します。
いつか再見してみたいものです。


Re: シネマの旅 lalaki - 2006/05/17(Wed) 14:39:08 No.4323
少々極端かも知れませんが、あのカー・レースを始め、車が出てきて、カメラが滑らかに移動したり、レンズを換えたりして音楽と一体になって進んでいくところは、その後のMTVやCMの元祖、といっても良いのではないですか?
正に革命的だったような気がします。

音楽と一体になって、ということが、それ以前と以後では大きく違ったと思いますが、フランシス・レイのあの音楽は本当にロマンチックですね。
「白い恋人達」も正に、監督のルルーシュとレイのコンビの絶頂で、全くセリフやナレーションなし(でしたよね?)でも全く飽きないどころか、陶酔して、というより呆けて観てしまったのを覚えてます。


音楽と映像で、 BJ - 2006/05/18(Thu) 08:20:46 No.4324
見せる、というのは、たしかにMTVやCMっぽいかも。
ドラマで見せるよりも音楽と映像の力のほうが大きいのは、観ている人を、気持ち良く乗せてくれます。
ある意味、力技ですよね。
そういうのが苦手な人もいるのでしょうけれど。





[4319] 47600! 投稿者:まお 投稿日:2006/05/16(Tue) 07:34:22 No.4319 [返信]
久々にゲットしてしまいましたよ、うひょひょひょひょ!
まねき猫じゃなくって、マリリンがお出迎えだわ〜、素敵(^.^)
最近はまた「○○○99」とか、妙に惜しい数字ばかり踏んでいたので、嬉しいです。

私も下の記事の「地球街道」見ましたよ〜。
結構、街並みとかお店が残っていて、いいなあって思いましたね。
「シェルブールの雨傘」を観たくなりましたが、DVDのレンタルなし…
最近、ビデオだと借りる気がなくなってしまう私です(^^;)


おめでとーございますー! BJ - 2006/05/17(Wed) 07:51:41 No.4321
まおさん、おはようございます!
キリ番ゲットおめでとうございます。
最近のキリ番は、ずっとマリリン・バージョンで、きてます。

レンタルでビデオに比べると、DVDは簡単でいいですよね。観たいところが、すぐに出せるし、画面は綺麗だし、軽いし(笑)。
「シェルブールの雨傘」「男と女」は、音楽を聴きたいので観たい、という映画でもありますね。





[4325] 47700番ゲット! 投稿者:ユリディス 投稿日:2006/05/19(Fri) 20:00:15 No.4325 [返信]
ボーさん、みなさん、こんにちは
久々のキリ番ゲットです。

先日スカパーのフジテレビチャンネルで「クイズ王最強決定戦」という番組を見てたら、映画に関する問題も何問か出てきたので、ちょっと出題してみますね。

1 シリーズ2作目以降でアカデミー作品賞を受賞した映画は「ロード・オブ・ザ・リング」ともう一つ何?

2 第一回のアカデミー賞で監督賞、主演女優賞、脚色賞を受賞したフランク・ボーゼージ監督の映画は?

3 映画やミュージカルでおなじみの「グランド・ホテル」はどこの都市にあるホテル?

みなさん、すぐわかりましたか?
(答えは書かないでおきますね)

私はというと、1は考えるまもなく、回答者が即答してしまい、ああそうかって感じ。2は第一回の作品賞受賞作とまちがえてしまいました。3は出場者はみな不正解で、私だけ正解で大満足という結果でした(笑)


3が分からない! BJ - 2006/05/19(Fri) 21:48:18 No.4326
ユリディスさん、こんばんは!
キリ番ゲットおめでとうございます! ゲッターズに追加ですよ。

問1は、あれですよね。もちろん。問2は、あれですよね、映画も観ました。問3が分かりません。どこの都市かなんて。
映画検定に出ることはなさそうですけど…ね。


3は ユリディス - 2006/05/20(Sat) 23:37:12 No.4327
映画を見てたらわかるんですけどねぇ(あたりまえか)
アメリカ映画だからか、出場者はみなアメリカの都市名を書いていましたが、ヨーロッパの都市なのです。
「グランドホテル形式」という言葉を生み出した作品ですからねぇ、案外映画検定に出たりして・・・


Re: 47700番ゲット! BJ - 2006/05/21(Sun) 20:42:11 No.4328
調べて分かりました、問3。私もアメリカだと思っていました。
知識が増えました!

問1は、1作目も2作目も受賞していますね。「ロード・オブ・ザ・リング」の作品賞は、3作目だけ。
他の皆さんは分かったでしょうか?


唯一の、傑作一作目をも超える二作目 lalaki - 2006/05/23(Tue) 13:02:05 No.4329
問3は、あれだけアメリカの役者がアメリカっぽい振る舞いで出てますから、多くの人がそう答えてもしょうがないかも知れませんね。
色んな国の色んな階層の人が集まる、となるとあの都市になったんでしょうね、きっと。

問1は世界最強の2作目ですからねー。あんなに凄い2作目はないですよ。


そろそろ解答を出しても? BJ - 2006/05/25(Thu) 00:15:58 No.4331
lalakiさん、こんにちは!
あの都市だとは思いませんでした。もう忘れません。
問1、1作目も2作目も作品賞、というのは、いまのところ、これ1回しかないみたいですね。

もう、解答を書いてもいいですかねえ? 皆さん?
え、別に知りたくないですか?


もう皆さんおわかりだと思いますが ユリディス - 2006/05/25(Thu) 16:26:46 No.4333
一応、解答書きましょうね。
 
1「ゴッドファーザーPARTU」
2「第七天国」
3 ベルリン    でした。
 
>問1は世界最強の2作目ですからねー。
ほんとにそうですねぇ。
私ほとんど予備知識なしで「PARTU」を観て、すごい衝撃を受けたのを憶えています。

問2は第一回アカデミー賞と聞いて、反射的に作品賞の「つばさ」を思い浮かべてしまったんですが、そこがひっかけだっだんですよね。解答者の中にも「つばさ」と書いちゃった人いました。

問3のベルリンは1930年代には今よりはるかに国際都市だったのでしょうね。


「第七天国」は、 BJ - 2006/05/26(Fri) 07:49:04 No.4334
好きでしたねー。
サイレント(無声)映画なので、どうかなと思ったのですが、よかったです。
答えで「つばさ」と出てくる人でも、かなりの映画好きですね!





[4330] 五月晴れはどこへ? 投稿者:又左衛門 投稿日:2006/05/24(Wed) 22:49:38 No.4330 [返信]
例年になく天候不順な5月です。台風まで来るとは思わなかった。
洗濯物が乾かなくて困ります(笑) もうとっくに入梅みたいで鬱陶しいです。

この異常気象のせいで、またまた野菜が値上がり中だそうで。困ったもんです。特にキュウリは不作決定みたい。
かと思ったら、原油値上げで「テイッシュ」も値上げ。増々庶民の生活は圧迫されます。
そうかと思うと、国会では「愛国心」論議。危険な匂いを感じます。これには公明党も反対。小泉首相は「アナクロ」としか思えない。まるで「ヒットラー」みたいで。極右総裁はいち早く退陣あるのみ。


野菜、高いですね! BJ - 2006/05/25(Thu) 00:25:11 No.4332
又左衛門さん、こんばんは!
私は最近、ブロッコリーやピーマン、まいたけ、などは買うので、野菜の値上がりは感じています。
ティッシュも上がるんですか! 以前の石油ショックのときみたいです。

最近の国会も、きな臭いですね。
悪いことを口にしただけで、逮捕されそうな共謀罪だとか…。





[4335] 幻の”PartU” 投稿者:lalaki 投稿日:2006/05/29(Mon) 16:26:09 No.4335 [返信]
皆さん、こんにちは。

アカデミー賞受賞の“PartU”が話題になりましたが、そうした優秀な二作目というのは、ご案内のとおり大変珍しく、多くはガッカリするものばかり。

私なんかは特に、「2001年宇宙の旅」のPartU、「2010年」などは、出来るなら映画の歴史から消してもらいたいほどですし(原作は面白いのですが・・)、30数年の時を経て作られたのは少々感動的ですが、「サイコ2」も出来れば無かったことにして欲しいところです(もちろん、その続編もね)。

しかし、そこそこ楽しめるPartUもあることは確かで、「エイリアン2」などはまずまず楽しめた方ですね。

「ゴッド・ファーザーPartU」のレベルを望むのは、まず難しいとしても、「この二作目だけは作って欲しかった!」という映画が、私には、邦画・洋画で一本づつあります。
作品のレベルも深まっただろうし、何より大ヒットは確実だっただろうし、「もったいない」としか言い様が無い作品です。

邦画では :「となりのトトロ」(二作目どころか「寅さん」並の可能性もあるというのに・・)
洋画なら :「ブリット」(例えばフリードキンなんかが「フレンチ・コネクション」の前にPartUを担当していたら・・とか、その後マックィーンと良いコンビとなるペキンパーだったら・・などと、見果てぬ夢が続きます)
の二本です。

ボーさんはじめ、皆さんは「夢の二作目」はありますか?


難しいですねー BJ - 2006/05/30(Tue) 07:48:20 No.4336
lalakiさん、こんにちは!
私の場合、続編希望って考えたことがなく…。
そうですねえ、「ブレードランナー」とか「オペラ座の怪人」とか後日談的に。
ニコール・キッドマンの「奥さまは魔女」、ハル・ベリーの「キャットウーマン」なんかはパート2を観たいかも。

「ティファニーで朝食を」は、原作者の希望通り、マリリン主演の別バージョンということで「ティファニー・マリリン版」は観たかったですね。

続編で、行けてるのは「スパイダーマン2」や「バットマン リターンズ」(3作目以後はダメ)、「インディ・ジョーンズ」や「スター・ウォーズ」旧3部作も、いいんじゃないでしょうか。

「スーパーマン」「スピード」「猿の惑星」などは、やっぱり1作目がいい例ですね。


夢の映画がいっぱいです。 lalaki - 2006/05/30(Tue) 12:07:01 No.4337
>ハル・ベリーの「キャットウーマン」なんかはパート2を観たいかも。

これには、全面的に大賛成ですね。
私はなんであの映画が一部(大部分?)に不評なのか理解できません。私は味方です。

>「ティファニーで朝食を」は、原作者の希望通り、マリリン主演の別バージョンということで「ティファニー・マリリン版」は観たかったですね。

これも全方面的に文句なしで大賛成。
で、ついでに私としては、シャーリー・マクレーン版、キム・ノヴァク版、ブリジット・バルドー版、カトリーヌ・ドヌーヴ版なども観てみたい!

リドリー・スコット監督には、「エイリアン」「ブレードランナー」に続く、近未来SFゴシック・ロマンの映画を撮って欲しかったです。

あと、マニアックですが、ウォーレン・オーツの酒場の飲んだくれピアニストを主演とした「ガルシアの首」の別ヴァージョン続編なんか、観てみたいですね〜。


いいでしょう? BJ - 2006/05/31(Wed) 07:46:06 No.4339
「キャットウーマン」、最悪映画のラジー賞をとってますが、私は勝手に、ほめ言葉だと思っています。
ぜひ、またコスプレ・キャットに変身してほしいものです。

「ティファニーで」の女優別バージョン、楽しそうです。

「ガルシアの首」は観たはずですが、ほとんど覚えてません。





[4338] 今村昌平監督の訃報 投稿者:又左衛門 投稿日:2006/05/30(Tue) 18:39:45 No.4338 [返信]
このところ、訃報が続いております。
田村高廣氏、岡田真澄氏に続き、映画監督の今村昌平さんが、本日の午後亡くなられたそうです。

私は何と言っても「復讐するは我にあり」の強烈さに打ちのめされました。緒形拳氏の怪演。
そして「黒い雨」の悲しさ。反戦とは、声高に叫ぶものではないことを知らされました。スーちゃんの髪の毛が抜ける怖さ。

ご冥福を御祈りします。


ご冥福をお祈りします BJ - 2006/05/31(Wed) 07:48:38 No.4340
又左衛門さん、こんにちは!
大物の訃報が続きますね。
私も「復讐するは…」は観ています。他は観てないですね。
映画賞の受賞も多い、名監督でした。


Re: 今村昌平監督の訃報 lalaki - 2006/05/31(Wed) 10:14:10 No.4341
慎んでお悔やみ申し上げます。

私などは、人間も古くなってきましたので、「赤い殺意」「神々の深き欲望」「人間蒸発」と続く、
戦後の後遺症と高度成長の間で、日本人がまだドロドロした情念を引きずっていたころの
ある意味で非常に人間らしかった時代の作品を知っています。
スタイリッシュなテーマにこだわりすぎの今の日本映画には、もう存在しない映画です。

日本の「熱い時代」を代表する監督でした。


日本映画学校 又左衛門 - 2006/05/31(Wed) 17:22:27 No.4342
BJさん、lalakiさん どうも。

私は初期の作品はあまりというか、殆ど見てません。これを機会に見てみたいです。
パルムドール受賞作の「うなぎ」はTVでもやりませんね。どうしてなんだろう?
「楢山節考」は何回か見ましたが。個人的には、木下恵介監督のオリジナルの方が凄いと思う。坂本スミ子のお婆は色気ありすぎ(笑)。全然枯れてないんだもん。

ところで、監督は一方で、「日本映画学校」の設立にも関わって、校長もされていたそうですね。後進の育成にも熱心だったんですね。あの出川も卒業生?


ウッチャンナンチャンも卒業生 BJ - 2006/06/01(Thu) 07:24:47 No.4343
日本映画学校からは、さまざまな卒業生が出ていますね。
出川も。

そういえば、今村監督が参加したオムニバス映画「11′09″01/セプテンバー11」は観てました。テロじゃなくて、第二次大戦が背景になっている話を作っていて、テロを広い意味で「戦争」として、とらえていたようです。