２０１６年１月の過去ログ
[7595] ポオ全集と鴎外全集 投稿者：又左衛門 投稿日：2016/01/05(Tue) 20:29:40 No.7595 [返信]
ＢＪさん こんばんは。
今年もよろしくお願い致します。
昨年の鑑賞した映画本数は107本でした。年末はあえて本数を増やそうとは思いませんでしたので、この数字で満足です。最近はＴＶも面白くないので、もっぱら読書の時間が増えています。ホントにＴＶ、特に民放がつまんないです。
それで今嵌っているのは「森鴎外」です。歴史ものとかは、ちょっと取っつきにくいイメージですが、この人はホントに凄かったんだと再認識します。なにしろ「二足の草鞋」で、純粋な小説家ではなくて、陸軍の軍医のトップという権力の中枢にいながら、数々の小説を書いた。ヤフオクで岩波の全集を買おうかと迷いました。でも38巻あるので、とにかく場所を取る。図書館で適宜借りることにしました。「舞姫」「阿部一族」「高瀬舟」等々．．．
さて正月。妻がＢＳで「ライフ・オブ・パイ」を途中から観ていました。どうせなら最初から観ようよと翌日、以前録画してあったＢＤを観ました。実はずっと敬遠していました。人間と虎の極限状況って、話が持つんだろうか？という素朴な疑問からです。でもこれはユニークで面白い。しかし最後に「種明かし」みたいなものが．．．．この話は「寓話」なのか．．？
調べると、Ｅ．Ａ．ポオの小説に元ネタがあるらしいと。実は年末にヤフオクでポオ全集（中古）を買いました。持っている文庫版が古くなって変色して読めないから買い換えました。
この中の「ナンタケット島出身のゴードン・ピムの物語」に「リチャード・パーカー」という名前が出てきます。未読ですが、遭難したポートという極限状況における話らしい。しかもこの小説の数十年後に実際に遭難事件が起きてリチャード・パーカーという人が犠牲になったという．．．これはいったい．．．．．．．．
今年もよろしくお願いします BJ - 2016/01/05(Tue) 23:28:42 No.7597
又左衛門さん、こんばんは！
民放は私もほとんど見ないです。バラエティ、ドラマ、ほぼ皆無ですね。キョン２や、かわいい子（誰？）が出るとき以外は。
大作家の小説は読んでおきたい気持ちはあるものの、手を出しておりません…。
そうそう、鴎外は偉い軍医さんだったのですよね。
「ライフ・オブ・パイ」は、マイベストで、だいぶ上位に入れたはずです。また見ようとは、まだならないのですが。
[7601] スターウォーズ同窓会？ 投稿者：又左衛門 投稿日：2016/01/08(Fri) 00:13:34 No.7601 [返信]
ＢＪさん こんにちは。
遅まきながら、本日妻と『スターウォーズ フォースの覚醒』を観てきました。妻とは昨夏の「ジュラシック・ワールド」以来。意外にもガラガラでした（笑）平日ですからシニア中心。
懐メロというか、もうクラシックみたいなもんでしょう。でもＳＷをスクリーンで観るのはこれが初めてなので、画面と音響の迫力はさすがに凄い！例の黄色い文字が宇宙の彼方に飛んでいくオープニングはそのまんまですね。
ビデオ出始めの頃、盛んに店頭で「Ｎｅｗ Ｈｏｐｅ」のデモをやっていたのを思い出します。様々なエイリアンたちの奇妙な造形の酒場やバンドの演奏が昔のイメージのまんま。
ＢＢ８も可愛いね。女性の台頭や黒人の地位向上が時代の変化を象徴してますね。ただＸウィングやタイ・ファイターなどの兵器が進歩してないのが気になった。いったい「ジェダイの帰還」から何年後の話だ？
ハリソン・フォード扮するハンソロやキャリー・フィッシャーのオーガナ姫（？ 将軍？）の登場は辛いものがあります。人間だけは年を取る。最後のルークことマーク・ハミルのシーンは次作への繋ぎかな？
まぁでも、予想よりは面白かったというのが印象です。さすがにこれは映画館で観るべき作品ですね。
旧交あたためスターウォーズ BJ - 2016/01/08(Fri) 00:26:25 No.7602
又左衛門さん、こんばんは！
少し直させていただきました。投稿日時も変わりました。
私は、すでに３回観ちゃいましたが、思ったよりも上出来に思いました。
そういえば戦闘機は同じですね。３０年後なんですが。
よくできているので、そのまま使っているとか？（笑）
今回からディズニー作品になりましたが、あのディズニーランドのオープニングタイトルを使ってなくて、ほっとしました。
便乗商法 又左衛門 - 2016/01/11(Mon) 11:44:22 No.7603
ＢＪさん こんにちは。
「フォースの覚醒」を観終わって帰宅した後、いつものスーパーで「スターウォーズせんべい」を試しに買ってみました。
五角形の星型をした「ダークココア」味です（笑）感想は「まぁまぁ美味しい」です。
ネットで検索したら、なにかの景品で「スターウォーズ土鍋」なるものが見つかりました。白い土鍋に青い四角い窓みたいなのがいくつか書いてあります。これはＲ２Ｄ２を模したものらしいですよ（笑）
ＴＶＣＭでは、デアゴスティーニの「ミレニアム・ファルコン号1/1」なるものがやたらと目に入ってきます。映画撮影用の模型の原寸大という意味らしいですが、最終回まで買うと、いったいいくらになるんでしょうか？
先日ＮＨＫでＩＬＭの内部に取材した特番を観ました。なんと日本人スタッフが背景画ＣＧの責任者なんですね！ＯＫが出るまでに公開ギリギリまで何度もやり直しさせられてました。
デニス・ミューレンとフィル・ティペットも既に老人。
監督のＪＪエイブラムスって、ハリソンの「心の旅」の脚本書いてたんですね。
スター・ウォーズのせんべい BJ - 2016/01/11(Mon) 19:51:39 No.7604
なんてものがあるんですね！
映画館でグッズも多くありましたが、私は買いません。
模型のほうは、撮影用でも小さいものなのでしょうね。
NHKのは、偶然、途中から見ました。日本人スタッフも時々、海外の映画で活躍していますね。
JJさんの映画は、けっこう自分には合うみたいで、好きなのが多いです。
[7605] アガサ・クリスティ、没後40年の命日 投稿者：又左衛門 投稿日：2016/01/12(Tue) 18:28:44 No.7605 [返信]
ＢＪさん こんばんは。
あのアガサ・クリスティ、今日1月12日が命日だそうです。しかも没後40年という節目。だからかＮＨＫＢＳで昨日と今日、「オリエント急行」と「ナイル」をやってました。ＣＳのミステリ・チャンネルでは12月から名探偵ポワロ、1月はミス・マープルの一挙放送をやってました。ポワロは吹替えだけじゃなくて、字幕版もなかなかいいみたいです。
※ＳＷの追伸ですが、
Ｃ３ＰＯ役のアンソニー・ダニエルズさんと、チューバッカ役のピーター・メイヒューさんて、今作でも出演されているのは凄い！
※デビッド・ボウイさんが亡くなられましたね。「戦場のメリークリスマス」や「ラビリンス」を再見したいです。
Re: アガサ・クリスティ、没後40年の命日 BJ - 2016/01/13(Wed) 22:22:53 No.7606
又左衛門さん、こんばんは！
ポワロ（スーシェ氏）の声は、熊倉さんとは、だいぶ違う感じです。熊倉さんが独特なので、当たり前かもしれません。
ハン・ソロも、レイア、ルークもそうですが、３０年前の俳優がそのまま出ているのがすごいところです。生きててよかった（笑）という。
ボウイ出演では、昨年「ラビリンス 魔王の迷宮」を見たところでした。
「アガサ」 又左衛門 - 2016/01/18(Mon) 16:55:34 No.7607
先日ＮＨＫＢＳで「アガサ・クリスティをさがして」という特番がオンエアされました。女優の寺島しのぶさんが渡英して、デボン州のアガサの生家などを訪問。研究家の女性と対談したりする内容でした。寺島さんは国際結婚されているだけあって、英語はペラペラ。
それによると、幼少期は裕福な家庭で育ったためか、学校には行かせてもらえず、自宅で母親から教育されたとか。友達がいないため、空想の世界で友達と遊ぶ毎日。
結婚後も旦那が秘書と不倫して、離婚を切り出される。この後有名な11日間の失踪事件を起こす。
こうしてみると、なんだか不幸な人生にも見えてきます。
この失踪事件を題材にした映画『アガサ 愛の失踪事件』を約20数年ぶりに再見しました。ＮＨＫＢＳで以前録画したまま放っておいたもの。
アガサ役はバネッサ・レッドグレーブ、コラムニストで彼女を探し出して命を救う役がダスティン・ホフマン。温泉療養地のホテルや旧式の電気治療器などがいい雰囲気で面白い。内容はあくまでも作者の想像の範囲なので、どこまでが真実なのかは不明。ホフマン若いです。
クリスティー BJ - 2016/01/19(Tue) 07:47:21 No.7608
どういう方かは、まったく知りませんでしたが、そうだったんですね…。
推理もののストーリーを、あれほど数多く考えるなんて、すごいものだと思います。数多く書く推理作家はたくさんいるかもしれませんが。
「アガサ〜」は見ていませんが、みなさん、若いでしょうね〜。そういうところを見る楽しみもあるかも。
余談ですが．．．． 又左衛門 - 2016/01/21(Thu) 00:31:56 No.7609
離婚することになるご主人役を、のちの007のティモシー・ダルトンが演じています。しかも後年、マープルの「シタフォードの謎」にも出演してるんですよ。
そしてこの監督が、マイケル・アプテッドという人で、「ワールド・イズ・ナット・イナフ」を監督してますね。
寺島さんのドキュメントですが、ウェールズにいるお孫さんに会い、アガサの手書きの「創作ノート」を見せてもらいます。それによれば、かなり色々と試行錯誤したあとが分かりました。
私が感心した作品はデビュー作の「スタイルズの怪事件」です。これは人間の盲点をついた作品だと思います。
この映画の好きな点は、1920年代のファッションが素敵だというところも大きいと思います。今見ても全然古さを感じない。また音楽もチャールストン全盛で雰囲気を盛り上げています。
いくつか読んでいますが BJ - 2016/01/21(Thu) 22:04:13 No.7610
探偵小説は、トリックを考えるのが大変そうですよね。
逆に、トリックができれば、そこから物語をつくっていける感じかもしれません。
クリスティー作品が新装版で文庫になったとき、全部読もうかと思いましたが、すぐ中断。借りられる図書館にそろっていたら読むのですが。
余談の余談ですが．．．． 又左衛門 - 2016/01/23(Sat) 15:36:41 No.7611
クリスティの作品で最も多いのが「毒殺」だと、ある研究家が調べたそうです。
これはアガサが薬剤師だったという経歴と関係ありそうです。このころに専門的な知識を仕入れたのかもしれません。
上記の特番の中で、あるクリスティのファンが庭に特殊な植物ばかりを栽培している場面がありました。それはクリスティの作品に出てくる、毒薬の成分のもとになる「毒草」ばかりを集めて栽培している「毒草園」でした。しかしこれ、大丈夫ですかね？（笑）盗まれたりしたら、大変じゃないの．．．？
キリ番 又左衛門 - 2016/01/24(Sun) 00:25:12 No.7612
＃102400 いただきました！ 久しぶりです。
おめでとうございます！ BJ - 2016/01/24(Sun) 09:34:14 No.7613
キリ番ゲット！
ああ、薬剤師とは聞いたことがありました。毒殺が多くなるかもしれません。
毒草園もテレビで知れ渡ると管理をしっかりしないといけませんね！
[7614] 最近観た映画 投稿者：又左衛門 投稿日：2016/01/30(Sat) 17:43:42 No.7614 [返信]
ＢＪさん こんばんは。
早いもので1月も明日で終わり。ホントに正月はもう随分昔みたいな感じ（大げさか。笑）
最近観た作品で面白かったのは『ゴーン・ガール』です。
さすがにフィンチャー作品は期待を裏切らない。この女のしたたかさは怖いです。
『インターステラー』も、最後の方はご都合主義に感じますが、長さを感じない面白さでした。
『猿の惑星：創世記』はＣＧが良くできている。
逆にイマイチなのは、『チャーリー・モルデカイ』。
ホントに最近のジョニデ作品はつまらないものばかり。
エマニュアル・ベアールの『赤と黒の誘惑』は「思い出の夏」の系統で少年と年上の女の微妙な関係で悪くはないけど、肝心のベアールさんの劣化が激しくてアップがきつい。
他に途中脱落したもの。
『トータル・リコール（リメイク）』
単なるアクション映画。そもそも火星が出てこない。
『エリジウム』
これはもう観る意欲が湧かない．．．．
ひとつき経ちました BJ - 2016/01/31(Sun) 19:49:34 No.7616
又左衛門さん、こんばんは！
明日から２月ですか。
「ゴーン・ガール」はおもしろかった。はい、年間マイベストでも上位にしました。
「猿惑」の特撮もすごい進化しました、今どきは。
モルデカイは映画館の予告編からして、くだらなそうで、すでに自分のリストからは除外していました。
エリジウムは、私の年間最下位ですよ。