ハリポタ2作目は、冒頭で、屋敷しもべのドビーが登場、叔父・叔母の家でのドタバタ騒ぎから、空飛ぶ自動車(先日、盗難されたというニュースがあった!)での脱出(?)、ケネス・ブラナー扮する、うさんくさい、いいカッコしいの魔法使いギルデロイ・ロックハートに至るまでの序盤は、かなりギャグ色が強い。まるで、お笑い映画かと思うくらい。
そういえば、家の中でのドタバタというのは、「ホーム・アローン」の監督であるクリス・コロンバスらしいのかも。子どもを使ったファミリー向けのドタバタ劇。
ホグワーツには「秘密の部屋」があるという言い伝えが存在していた。今回は、その謎をめぐる話。
ハリーの耳に不気味な声が聞こえ、やがて奇怪な事件が起き始める。ドビーの警告によれば、学校には、ハリーに対しての罠が仕掛けられているらしいのだが…。
えーと、1作目から連続で観たせいもあって、途中で少し疲れました。。。長いし。。。161分って、めっちゃ長いっしょ。
「賢者の石」の感想を書いたときに、1作目と2作目の区別がよく分からない、などと言いましたが、♪よーく考えよー、と頭を回転させて、かなり思いだしましたです。
なにしろ、ドビーとか、ロックハート、嘆きのマーテル、ルシウス・マルフォイ、トム・リドル…と、新キャラが豊富。
しかし、ドビーったら、反省すると、すぐに何かを頭に叩きつける。あれは、おかしくもなんでもなく、笑えない。卑屈すぎ。
ルシウス・マルフォイのほうは、ハリーと、いがみ合っている生徒の父親だが、小憎らしくて、いいキャラである。引き続き、頑張ってほしいものである。(笑)
ケネス・ブラナーは、才気あふれるシェークスピア俳優として有名。本作では、クセのある役を楽しそうに演じている。こういう、ちょっと嫌みな役が合っている。(それって、喜ばしいこと…かな?)
文字が浮かんだり消えたりする日記帳が面白かった。いかにも魔法っぽくて、いいよねー。