トランスフォーマー

TRANSFORMERS
監督 マイケル・ベイ
出演 シャイア・ラブーフ  ミーガン・フォックス  レイチェル・テイラー  ジョシュ・デュアメル  ジョン・ヴォイト  ジョン・タトゥーロ  タイリス・ギブソン
原案 アレックス・カーツマン  ロベルト・オーチー  ジョン・ロジャース
脚本 アレックス・カーツマン  ロベルト・オーチー
撮影 ミッチェル・アムンドセン
音楽 スティーヴ・ジャブロンスキー
編集 トム・マルドゥーン ポール・ルベル  グレン・スキャントルベリー
2007年 アメリカ作品 144分
サターン賞…特殊効果賞
評価☆☆☆★



こんなにマンガチックだとは想像していなかった。
アニメが元だというが、私はまったく知らない。
予告編で観た、どんな機械にも変身できる生命体?が地球を侵略に来る、ということしか頭になく、まさか、あんな展開になるとわっ!

えーと、つまり、いいロボット軍団がいるなんて、思いもしなかったのだっ。(そんなにネタばれじゃないよね?)
人に見つからないようにデカイ図体を隠そうとしてる図なんて、ギャグじゃないですか。
それだけではなく、ストーリー全体でも、ギャグというかユーモアというか、笑えるところが多い。もっとシリアスかと思ってた。
それが悪いというわけではなく、楽しめたのは間違いないが、これも娯楽に徹する(?)マイケル・ベイ監督のサービス精神なのでしょうか?

とにかく特撮がすごい。いまどき特撮とは言わんか?
機械が変身するところが迫力! アニメなら分かるけど、実写映画で見せられると感動すら覚える。そこにスピード感が加わって、これこそ大画面スクリーンで観る喜び。

これ、DVDになってから見ようと思ってる方、テレビ画面で見たって、ちっとも面白くないですよ。
テレビで見るなら見ないほうがいいんじゃ?
ストーリーは取り立てて語るほどのものじゃないので、テレビで見たら、価値が半減(以下)でしょう。

主役の2人には、それほど有名でない若手を起用。
下の画像をご覧のとおり、ミーガンちゃんは、いろんな意味でナイスです。この先も期待。
シャイア君は…まあ、どうでもいいけど、インディ・ジョーンズの新作にも出演するらしいし、まあ、どうでもいいけど。
女性観客におかれましては、ジョシュ・デュアメル(役柄はレノックス大尉)というイケ面俳優もいるので、お見逃しなく。

ジョン・ヴォイトが出てきて、大統領かと思ったら、国防長官だった。貫禄ありすぎ。
ジョン・タトゥーロが秘密機関の捜査官。やっぱり、クセのある俳優で、見ていて面白い。

シャイア君がロボットを見て、すげえな、これ。きっと日本製だ。やっぱり日本製だよ。
なんて言ってるのが、日本人たる私には、なにやら嬉しい場面であった。

映画を観たあとでキャストを調べて、びっくりしたのは、メガトロンの声を、ヒューゴ・ウィーヴィングが担当していること!
ヒューゴって誰ですかって? 「マトリックス」のエージェント・スミス、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのエルロンド、「Vフォー・ヴェンデッタ」のV、「ハッピー・フィート」の長老ノアの声…。映画以外でも、CM出演なども多い、いい声なんですねえ。

なんのかんのと難癖つけずに、迫力の画像を楽しむべき映画。
いままで見たことのない映像なんだから、それだけでスゴイこと。
で、いいんじゃない?




〔2007年8月5日(日) 日劇1〕


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