こんなにマンガチックだとは想像していなかった。
アニメが元だというが、私はまったく知らない。
予告編で観た、どんな機械にも変身できる生命体?が地球を侵略に来る、ということしか頭になく、まさか、あんな展開になるとわっ!
えーと、つまり、いいロボット軍団がいるなんて、思いもしなかったのだっ。(そんなにネタばれじゃないよね?)
人に見つからないようにデカイ図体を隠そうとしてる図なんて、ギャグじゃないですか。
それだけではなく、ストーリー全体でも、ギャグというかユーモアというか、笑えるところが多い。もっとシリアスかと思ってた。
それが悪いというわけではなく、楽しめたのは間違いないが、これも娯楽に徹する(?)マイケル・ベイ監督のサービス精神なのでしょうか?
とにかく特撮がすごい。いまどき特撮とは言わんか?
機械が変身するところが迫力! アニメなら分かるけど、実写映画で見せられると感動すら覚える。そこにスピード感が加わって、これこそ大画面スクリーンで観る喜び。
これ、DVDになってから見ようと思ってる方、テレビ画面で見たって、ちっとも面白くないですよ。
テレビで見るなら見ないほうがいいんじゃ?
ストーリーは取り立てて語るほどのものじゃないので、テレビで見たら、価値が半減(以下)でしょう。
主役の2人には、それほど有名でない若手を起用。
下の画像をご覧のとおり、ミーガンちゃんは、いろんな意味でナイスです。この先も期待。
シャイア君は…まあ、どうでもいいけど、インディ・ジョーンズの新作にも出演するらしいし、まあ、どうでもいいけど。
女性観客におかれましては、ジョシュ・デュアメル(役柄はレノックス大尉)というイケ面俳優もいるので、お見逃しなく。
ジョン・ヴォイトが出てきて、大統領かと思ったら、国防長官だった。貫禄ありすぎ。
ジョン・タトゥーロが秘密機関の捜査官。やっぱり、クセのある俳優で、見ていて面白い。
シャイア君がロボットを見て、すげえな、これ。きっと日本製だ。やっぱり日本製だよ。
なんて言ってるのが、日本人たる私には、なにやら嬉しい場面であった。
映画を観たあとでキャストを調べて、びっくりしたのは、メガトロンの声を、ヒューゴ・ウィーヴィングが担当していること!
ヒューゴって誰ですかって? 「マトリックス」のエージェント・スミス、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのエルロンド、「Vフォー・ヴェンデッタ」のV、「ハッピー・フィート」の長老ノアの声…。映画以外でも、CM出演なども多い、いい声なんですねえ。
なんのかんのと難癖つけずに、迫力の画像を楽しむべき映画。
いままで見たことのない映像なんだから、それだけでスゴイこと。
で、いいんじゃない?