うー、たいして面白くなかった。
ジェシカ・アルバ嬢も、なぜか、これまで私が感じていたような魅力に欠けていたように思う。
なぜ?と聞かれても、これは感覚的なものなので、説明はできません。
お話の面白くなさが、彼女の魅力まで半減してしまったのか。はたまた、マイナスの相乗効果か?
つまり、ジェシカちんとヨアンくんが結婚式を挙げようとしているけど、ちょうど地球の危機やらなんやらのせいで、いつも邪魔が入ってしまう、というのと、地球にやってきたシルバー・サーファーを捕まえようとするのと。そういう話。
ストーリーは単純。
いちばん目立つのが、シルバー・サーファーなのだ。ファンタスティック・フォーのメンバーであるヒューマン・トーチが追いかけるけど、かなわないし…。
ファンタスティック・フォーの活躍にしても、観覧車が倒れそうになるところだけのような。
彼らの能力で人々を救うのを見せるために、わざわざ観覧車を倒したようなもの。
もしかして私ひとりだけであっても、観客に、そう思わせてしまっては、いけないでしょう。
つまり、観覧車が倒れなければ、ほとんど見せ場がないような印象なのだ。
オープニングとラストに、日本に関係する場面があるのは、もしや、映画鑑賞で多額のお金を落としてくれる日本に対する、お得意さまサービス?
にしても、ビミョーにズレてる感があって苦笑。
とにかく、主役がシルバー・サーファーみたい。
つまらない脚本に、監督の力量も合わさったのか、この盛り上がりのなさ。
これでは、先日観た、おもしろいB級「プラネット・テラー」より、数段つまらないし、ジェシカちんのプロモーション映画「イントゥ・ザ・ブルー」を観ていたほうが、よっぽどいい。
笑えたのは、いわばファンタスティック・フォーの生みの親、マーベル・コミックの親方、スタン・リーが結婚式に招待されていない、というので追い返されたところ。
本物のスタン・リーなのに。(笑)