バイオハザードV

RESIDENT EVIL:EXTINCTION
監督 ラッセル・マルケイ
出演 ミラ・ジョヴォヴィッチ  オデッド・フェール  アリ・ラーター  イアン・グレン  スペンサー・ロック  アシャンティ  クリストファー・イーガン  ジェイソン・オマラ  マイク・エップス
脚本 ポール・W・S・アンダーソン
撮影 デヴィッド・ジョンソン
編集 ニーヴン・ハウィー
音楽 チャーリー・クロウザー
2007年 アメリカ作品 95分
評価☆☆☆★


前日に「U」をテレビで見ていたので、すんなりと続きに入っていけた。(でも、前2作を観ていなくても、おおまかには想像で補えるとも思う。)

前作のラストでは仲間と一緒だったアリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は、いまは単独行動をとっている。
地球上の陸地は砂漠化。
カルロス(オデッド・フェール)とLJ(マイク・エップス)は、クレア(アリ・ラーター)が率いる一団に加わっている。非感染者たち数十人がまとまって、車で移動しながら、感染者の脅威を避けて生き残ろうとするグループだ。

そんなクレアたちを、驚くべきものが襲う。
この場面、どうしたって、ある映画を思い出さずにはいられない。映画好きな人ならニンマリしてしまうだろう。

一方、「U」の終盤で、念力ともいえそうな破壊的パワーを見せ始めたアリス。
これだったら怖いものなしかと思ったら、そうでもなく、まだ思うように力を使えないばかりか、使った後は疲労こんぱい状態になる模様。

残された希望の土地のヒントを得たアリスは、カルロスと再会する。
アリスが加わったクレアの一団は、その地に向かうためにガソリンを求めてラスベガスへ。
彼らの運命は?

おもしろかったよ!
バイオハザードの話から離れてしまった、という意見もあるようだけど、私はゲームの世界を知らないもんね。
いろんな映画のパクリのようなものがあっても、楽しめればOKなのだ。気にしなくてもいい。

ひとりで行動していたアリスが、なぜカルロスたちと合流したのか。
彼女の心情を考えると人間味が感じられるし、カルロスとの関係が彼女のラストの行動の理由づけにもなる。

エンディングも、いいじゃないですか。これは、どうしたって続編ありでしょ。
さあ、彼女は、どこまで進化するのか!?




〔2007年11月4日(日) 日比谷スカラ座〕


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