WALL・E/ウォーリー

WALL・E
監督 アンドリュー・スタントン
声の出演 ベン・バート  エリサ・ナイト  シガーニー・ウィーヴァー  ジェフ・ガーリン  フレッド・ウィラード  ジョン・ラッツェンバーガー  キャシー・ナジミー
原案 アンドリュー・スタントン  ピート・ドクター
脚本 アンドリュー・スタントン  ジム・リアドン
編集 スティーヴン・シェファー
音楽 トーマス・ニューマン
サウンドデザイン ベン・バート
主題歌 ピーター・ガブリエル
2008年 アメリカ作品 103分
アカデミー賞…長編アニメ賞
ゴールデングローブ賞…アニメーション賞
ロサンゼルス映画批評家協会賞…作品賞
シカゴ映画批評家協会賞…作品・脚本・音楽・長編アニメーション賞
ナショナル・ボード・オブ・レビュー…最優秀アニメーション賞、年間トップ10
ニューヨーク映画批評家協会賞…最優秀アニメーション賞
サウスイースタン映画批評家協会賞…最優秀アニメーション賞
ブロードキャスト映画批評家協会賞…長編アニメーション賞
ハリウッド・フィルムフェスティバル…アニメーション賞
ナショナル・ムービー・アワード…ファミリー映画賞
ワールド・サウンドトラック・アワード…最優秀オリジナルソング賞
評価☆☆☆☆


イヴが、かわいかった〜。
泣けた〜。
とっても、よかった。


アニメ映画を、私はあまり見ない。
別に差別しているつもりはないが、見ていないのは結局のところ、興味を引かれないからだろうなあ。
宮崎なんとか氏のものも、ほとんど見ていないし、アメリカのアニメスタジオのピクサーのものも同様。
おもしろいのに。見てなくて可哀想。などと言うのは間違っている。
本人が見ようとしていないのだから、それでいいのである。へそまがりな性格が、そうさせているのかもしれないけど。

では、なぜ今回、ピクサーの新作を観たのか。
予告編を観て、ちょっと気になったから。
加えて、ワーナー・マイカル・シネマズで、6回映画を観ると1回無料になる、というサービスの「無料」を使えたから。

そして私は、単純に、いい話だなあと感激して、ベタだけどラストあたりは泣いていたのだ。

ウォーリーがイヴを想う気持ち(未来のロボットには感情があるとすると、それはそれで、えらいことになりうるが)にはキュンとしてしまうが、なんたってイヴがクスクス笑うところの可愛さったら、もうロボットだろうが何だろうが関係ないぞ!
声のほかは、目の形と手つきだけで表現する笑い。目は口ほどにものを言い。目の表情って、すごいね。
そういえば、イブの形そのものは、iPodをイメージしているとか。ウォーリーの古ぼけた汚い四角形と、イヴのつるんとしたきれいな曲線は、好対照

ウォーリーが見ていた映画は「ハロー・ドーリー!」。私は一度、たぶんテレビで見たことがあるが、覚えていない…。見直してみようか。

「2001年宇宙の旅」をパロって、クラシック曲の「ツァラトウストラはかく語りき」が流れたシーンには、拍手喝采(かっさい)。(心の中で。)
コンピューターの声は、シガーニー・ウィーヴァーさん。映画の中で聞いてても、まったく分からなかった。あのコンピューターの名前、「シガーニー9000」ですか?(笑)

もしかしてヒントになったのではないかと思えるSF映画があるが、ここには書かない。その映画を知っている人にとっては、ああ、そういう映画なのか、と分かってしまうから。




〔2008年12月7日(日) ワーナー・マイカル・シネマズ 板橋〕


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