イヴが、かわいかった〜。
泣けた〜。
とっても、よかった。
アニメ映画を、私はあまり見ない。
別に差別しているつもりはないが、見ていないのは結局のところ、興味を引かれないからだろうなあ。
宮崎なんとか氏のものも、ほとんど見ていないし、アメリカのアニメスタジオのピクサーのものも同様。
おもしろいのに。見てなくて可哀想。などと言うのは間違っている。
本人が見ようとしていないのだから、それでいいのである。へそまがりな性格が、そうさせているのかもしれないけど。
では、なぜ今回、ピクサーの新作を観たのか。
予告編を観て、ちょっと気になったから。
加えて、ワーナー・マイカル・シネマズで、6回映画を観ると1回無料になる、というサービスの「無料」を使えたから。
そして私は、単純に、いい話だなあと感激して、ベタだけどラストあたりは泣いていたのだ。
ウォーリーがイヴを想う気持ち(未来のロボットには感情があるとすると、それはそれで、えらいことになりうるが)にはキュンとしてしまうが、なんたってイヴがクスクス笑うところの可愛さったら、もうロボットだろうが何だろうが関係ないぞ!
声のほかは、目の形と手つきだけで表現する笑い。目は口ほどにものを言い。目の表情って、すごいね。
そういえば、イブの形そのものは、iPodをイメージしているとか。ウォーリーの古ぼけた汚い四角形と、イヴのつるんとしたきれいな曲線は、好対照。
ウォーリーが見ていた映画は「ハロー・ドーリー!」。私は一度、たぶんテレビで見たことがあるが、覚えていない…。見直してみようか。
「2001年宇宙の旅」をパロって、クラシック曲の「ツァラトウストラはかく語りき」が流れたシーンには、拍手喝采(かっさい)。(心の中で。)
コンピューターの声は、シガーニー・ウィーヴァーさん。映画の中で聞いてても、まったく分からなかった。あのコンピューターの名前、「シガーニー9000」ですか?(笑)
もしかしてヒントになったのではないかと思えるSF映画があるが、ここには書かない。その映画を知っている人にとっては、ああ、そういう映画なのか、と分かってしまうから。