ティンカー・ベル

TINKER BELL
監督 ブラッドリー・レイモンド
声の出演 メイ・ホイットマン  ジェーン・ホロックス  アンジェリカ・ヒューストン  ルーシー・リュー  アメリカ・フェレーラ  パメラ・アドロン  クリスティン・チェノウィス  レイヴン・シモーネ  ジェシー・マッカートニー  ジェフ・ベネット  ロブ・ポールセン
原作 ジェームズ・M・バリ
原案 ジェフリー・M・ハワード  ブラッドリー・レイモンド
脚本 ジェフリー・M・ハワード
音楽 ジョエル・マクニーリー
2008年 アメリカ作品 79分
評価☆☆☆☆


ティンカー・ベル(愛称は、ティンク)は、ディズニー映画においては、1953年の「ピーター・パン」で登場したキャラクターで、彼女は小さな妖精です。
原作者はジェームズ・M・バリ。彼を主役にした映画では、「ネバーランド」(2004年)がありました。

1953年の「ピーター・パン」、ティンクはしゃべりませんが、その動きなどのモデルになったのは、女優のマーガレット・ケリーさん。彼女は映画では、マーメイドの声も担当しました。
1953年といえば、マリリン・モンローさんが主役の映画が出てきた頃。マリリンとキュートなティンクとが似た印象だったせいか、マリリンがティンクのモデル、ティンクはディズニーが生んだマリリン、というようにも世間では言われたようです。
そんなことで、マリリン・ファンの私はティンカー・ベルも好きだったりして。
でも、映画では、1953年の「ピーター・パン」も見ていないし、2003年の実写版「ピーター・パン」では、リュディヴィーヌ・サニエさんがティンクを演じているけど、それも見ていないんだよね〜。

ティンクが主役となる4部作。その1本目。
春の準備をして、世の中に春をふりまくのは、妖精の仕事。今回は春がテーマのようだったので、次からは、夏、秋、冬、とくるのかも?
で、肝心のティンクですが、もう、サイコーかわいいっす!
仲間の妖精たちも。
もう、彼女たちを見ているだけで、よいっ! よきに、はからえ、って気分です。(?)

じつは試写会の予定があったのだけど、個人的な理由で行けなくなり…でも、その前から前売券は買ってあって、なにしろ観る気は満々!
携帯用ストラップが前売特典。さすがに男の子の私は、ティンクのストラップ、つけていないのだが。
 
妖精が生まれるのは、どのようにしてなのかが映画を見ると分かる。なんとも微笑ましいですよ。

誕生した妖精は、才能を見て仕事が決められます。ティンクは、「ものつくり」のグループの所属に。
ティンク(tink)というのは、ものを修理するような意味らしく、そうすると、「修理屋ベルちゃん」?
彼女は、ものつくりの仕事では、メインランド(人間界)に行けないということが不満。もっと華やかで、きれいで、メインランドに行ける仕事がしたいと、勝手に仲間のもとに押しかけて修業(?)します。
(よく言えば)積極的なティンク。やんちゃなところも、かわいく、うまくいかずに落ち込むのも、かわいいのですが、やがて、ある騒動を引き起こしてしまいます。その結果…。

上映されているのは吹替版が多く、なんとか字幕版を見つけて観賞。
観たあとで知ったけど、ものつくり妖精たちのまとめ役フェアリー・メアリーの声をあてているのは、ジェーン・ホロックスさん。
「リトル・ヴォイス」(1998年)で、マリリンの歌まねもしていた女優さんだよ!
よかった、字幕版で観て!

かわいく、きれいで、ハッピーで、夢があって、肯定的で、元気なのが、ディズニーなんだろうね。
自分の仕事は誇りを持って。
そして、映画のラストで、ティンクが目にするのは! いやー、そう来ますか!
続編も見なきゃ!(今作がヒットしなくても、続きも映画館で公開してほしいぞ。)




〔2008年12月28日(日) 渋谷HUMAXシネマ〕


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