世界の建築物がぶっ壊れたり、さまざまな特撮映像が見もの。
ドラマは、ご都合主義。(都合のよすぎる展開。)
エメリッヒ監督というと、私は最近の「デイ・アフター・トゥモロー」(2004年)も「紀元前1万年」(2008年)も見ていない。
大味な娯楽志向で中身は薄いんじゃないかなと、勝手に思っていたし、題材も興味を引くものではなかったから。
今回も、そんな気はしたが、2010年に世界が終わるという話がどうなるのか、ちょっと知りたかったのだ。
結論としては、観ているうちは、
おお、すげー画像だなあと思ってはいたが、後には何も残らない。
ある程度、主要な人物もお亡くなりになるけれど、ここで死んじゃうかよ!というときもあった。脚本も兼ねたエメリッヒ監督の好き勝手。
とくに、彼女(ネタばれなので、誰かは言わない)が助からなかったときは、何の理由があって、そうなるのか!(理由なんかないと思うが)と、女性を大切にしたい私は、怒ったのであった。
ジョン・キューザック演じる夫は、妻と2人の子どもとは別れている。妻たちは新しい男のもとにいて、キューザックは子どもたちと過ごす時間を時々もつ。
こういうパターン、アメリカ映画は多いよね〜。そんなに普通のことなのだろうか。
地球の危機と政府の作戦を知ったキューザックは、妻とその彼氏、子どもたちを連れて、車や飛行機を使って崩壊を始めた街から脱出。人類を救うための計画が行われる場所をめざす…。
という話だが、思い出してみても、書きたいことが思い浮かばない。
街が壊れるさまを暗澹(あんたん)たる気分で、こんなことになったら、どうしようかと思いながら観ていたわけだが。(たぶん、どうしようもない。)
今度のお正月に、マヤの偉い人に2012年滅亡説について聞いた番組があるらしい。たぶん民放じゃなかったと思うけど…、見てみたい気もする。