2012

2012
監督 ローランド・エメリッヒ
出演 ジョン・キューザック  アマンダ・ピート  リーアム・ジェームス  モーガン・リリー  トマス・マッカーシー  キウェテル・イジョフォー  タンディ・ニュートン  オリバー・プラット  ウディ・ハレルソン  ダニー・グローヴァー  ベアトリス・ローゼン  ジョージ・シーガル
脚本 ローランド・エメリッヒ  ハラルド・クローサー
撮影 ディーン・セムラー
編集 デヴィッド・ブレナー  ピーター・S・エリオット
音楽 ハラルド・クローサー  トマス・ワンダー
2009年 アメリカ作品 158分
評価☆☆★


世界の建築物がぶっ壊れたり、さまざまな特撮映像が見もの。
ドラマは、ご都合主義。(都合のよすぎる展開。)


エメリッヒ監督というと、私は最近の「デイ・アフター・トゥモロー」(2004年)も「紀元前1万年」(2008年)も見ていない。
大味な娯楽志向で中身は薄いんじゃないかなと、勝手に思っていたし、題材も興味を引くものではなかったから。
今回も、そんな気はしたが、2010年に世界が終わるという話がどうなるのか、ちょっと知りたかったのだ。

結論としては、観ているうちは、おお、すげー画像だなあと思ってはいたが、後には何も残らない
ある程度、主要な人物もお亡くなりになるけれど、ここで死んじゃうかよ!というときもあった。脚本も兼ねたエメリッヒ監督の好き勝手。
とくに、彼女(ネタばれなので、誰かは言わない)が助からなかったときは、何の理由があって、そうなるのか!(理由なんかないと思うが)と、女性を大切にしたい私は、怒ったのであった。

ジョン・キューザック演じる夫は、妻と2人の子どもとは別れている。妻たちは新しい男のもとにいて、キューザックは子どもたちと過ごす時間を時々もつ。
こういうパターン、アメリカ映画は多いよね〜。そんなに普通のことなのだろうか。
地球の危機と政府の作戦を知ったキューザックは、妻とその彼氏、子どもたちを連れて、車や飛行機を使って崩壊を始めた街から脱出。人類を救うための計画が行われる場所をめざす…。

という話だが、思い出してみても、書きたいことが思い浮かばない。
街が壊れるさまを暗澹(あんたん)たる気分で、こんなことになったら、どうしようかと思いながら観ていたわけだが。(たぶん、どうしようもない。)
今度のお正月に、マヤの偉い人に2012年滅亡説について聞いた番組があるらしい。たぶん民放じゃなかったと思うけど…、見てみたい気もする。




〔2009年11月22日(日) ワーナー・マイカル・シネマズ 大井〕


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