インセプション

INCEPTION
脚本・監督 クリストファー・ノーラン
出演 レオナルド・ディカプリオ  渡辺謙  ジョセフ・ゴードン=レヴィット  エレン・ペイジ  マリオン・コティヤール  トム・ハーディ  ディリープ・ラオ  キリアン・マーフィ  トム・ベレンジャー  マイケル・ケイン  ピート・ポスルスウェイト  ルーカス・ハース
撮影 ウォーリー・フィスター
編集 リー・スミス
音楽 ハンス・ジマー
2010年 アメリカ作品 148分
好き度☆☆☆★


なんだか、よく分からないのが悔しくて、2回目観賞。

前回より、少しは分かった。
1回目は、3段階目の雪の中の場面あたりから、いまいち理解があいまいになっていた。
誰が、なぜ、崖を登っているのかとか、誰が何をやってるのか分かりにくかったし、父親に会わせることで目的が達せられるのかとか。
2段階目で、なぜ浮いてる皆をまとめているのかとか、最後に謙さんは助かるのかとか。いろいろと分からなかったのだ。

もっとも今も分からないのは、そもそも謙さんの目的は達成できたのかということ。
相手の会社をダメにしたいわけでしょう。息子よ自分の道を行け、ってことでOKなのか。自分の道を行って、もしそれが会社を大きくしたい、となったら、なんにもならないのでは?

なんにせよ、アイデアと映像と音楽がすごい
映像のスケールに感激して泣き、ディカプーの悲しい運命に泣き。
夢の中では死なない、なんていっておきながら、アレなもんだから、スリルが出てくるし。(知らなかったメンバーにとっては、詐欺みたいなものでしょ。)
ディカプーが夫婦トラウマを抱えているから、危険が増えるし。

ラストは、どちらにも取れるように、できている。

でも、映画は、わかりにくかったら、いかん。という考えもあるので、たとえば、あとで観た「ソルト」のほうが、すっきり面白くて、より好みだったなー。
わかりにくくても面白い!というところまで、たどり着く映画も、たまにはあるけど、これは、もやもやが残りすぎの感が。




〔2010年8月7日(土) ワーナー・マイカル・シネマズ 板橋〕


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