なんだか、よく分からないのが悔しくて、2回目観賞。
前回より、少しは分かった。
1回目は、3段階目の雪の中の場面あたりから、いまいち理解があいまいになっていた。
誰が、なぜ、崖を登っているのかとか、誰が何をやってるのか分かりにくかったし、父親に会わせることで目的が達せられるのかとか。
2段階目で、なぜ浮いてる皆をまとめているのかとか、最後に謙さんは助かるのかとか。いろいろと分からなかったのだ。
もっとも今も分からないのは、そもそも謙さんの目的は達成できたのかということ。
相手の会社をダメにしたいわけでしょう。息子よ自分の道を行け、ってことでOKなのか。自分の道を行って、もしそれが会社を大きくしたい、となったら、なんにもならないのでは?
なんにせよ、アイデアと映像と音楽がすごい。
映像のスケールに感激して泣き、ディカプーの悲しい運命に泣き。
夢の中では死なない、なんていっておきながら、アレなもんだから、スリルが出てくるし。(知らなかったメンバーにとっては、詐欺みたいなものでしょ。)
ディカプーが夫婦トラウマを抱えているから、危険が増えるし。
ラストは、どちらにも取れるように、できている。
でも、映画は、わかりにくかったら、いかん。という考えもあるので、たとえば、あとで観た「ソルト」のほうが、すっきり面白くて、より好みだったなー。
わかりにくくても面白い!というところまで、たどり着く映画も、たまにはあるけど、これは、もやもやが残りすぎの感が。