刑務所の中が主な舞台でスケール感がないし、新鮮味や面白みが感じられなかった。
「バベットの晩餐会」を観に市川まで来たついでに、もう1本観賞。
3Dで観たが、どうも私には3Dは合わないのか、たいした効果がないように思える。おおっと驚くほどの場面がない。
映画は、東京での感染者発生シーンから。最初の感染者を演じたのが、中島美嘉さんだという。渋谷の横断歩道で立ちどまり、中年サラリーマンに襲いかかる!
東京の地下に、ウイルスを広めた元凶であるアンブレラ社の施設があり、ここをアリスが襲撃。
はじめから、派手な戦闘アクションだ。
そして、安全な土地だとされるアラスカへ、アリスは向かう。一足先に仲間たちが行っているはずだったが…。
東京から始まる、というのは、やはりゲームシリーズ生みの親である日本への敬意でしょうか。
配給もソニー・ピクチャーズだし?
今回は、ロサンゼルスの刑務所でのシーンが多い。
周りをアンデッド(ゾンビ)に囲まれて、遠くにある船まで、どうにかして脱出したい、というのがメインの話になっている。
内輪もめをしたり、アンデッドがいきなり襲いかかるのは、もうお約束だし、アリスの戦い方にしても、だいたい銃をぶっ放すくらいなので、面白みがない。新しい面白さの追求がないような気がする。
サングラスをした敵が銃弾を避けたりするスローモーションが、まるっきり「マトリックス」なのには、どう反応していいのか分からなかった。笑っていいのか、あきれるべきか、なんで堂々と他の映画の真似をしているんだろうと思ったし。
序盤のシーンで、飛行機(?)が山脈にぶつかるときに、中の人間が反動で体が投げ出されて飛んでいるところをストップモーションにした場面でも同じ。なんだこれ!と笑いたかったけど、あれ、そういう意味じゃなくてマジなのかなと思い直して、やめた。
なんか変。ギャグだと思っていいのかな〜?
ラストは、完全に続編ありの、待て次回!な終わり方。
気になるから、まんまと策にはまって次も観るかもしれない。
いったい、どこまで行くのか、マンネリ化しそう。