これまで観てきた3D映画のなかで、いちばん、その効果がよくわかるものだった。
予告編で見たフクロウの毛並みの細かい描き込みに、すっげーな! と思って、観ることを決めた。
ちなみに、有楽町のこの映画館「丸の内ルーブル」は、上映が始まるとき幕が上がって「2001年宇宙の旅」でおなじみの曲「ツァラトゥストラはかく語りき」が流れる。
昔は、それと同時にシャンデリアも天井のほうに上がっていったものだが、最近は上にあがったままになっている。
さて、フクロウさんにも、いろんな種類がいるらしい。
主役のフクロウがなんという種類だか忘れてしまったけど、子どもの兄弟がさらわれて、悪の一味の仲間にされようとする。
弟はなんとか脱出し、フクロウの勇者たちのいる場所を目指す旅に出る。
フクロウの世界の擬人化というか、人間と同じような争いごとがあるわけだ。
フクロウたちの話だから、空を飛ぶシーンが多くて、そのせいなのか3Dが、かなりよく認識できたのが、私にとって、うれしいことだった。
なにしろ、これまで3Dって、こんなものかと多少がっかりしていたので。
お話としては、普通のレベルのように思うが、3Dを楽しめたので、「好き度」の星0.5は、オマケにする。
観たのは日本語吹替えだが、オリジナルの声優は、ジム・スタージェス、アビー・コーニッシュ、ヒューゴ・ウィービング、ヘレン・ミレン、ジェフリー・ラッシュ、デヴィッド・ウェンハム、リチャード・ロクスバーグ、サム・ニールといった豪華版。
ひとつ言いたいのは…永井一郎さんの声を聞くと、どうしても「サザエさん」の波平を思い出して困る!
前売り特典でもらった「スピンドルバッグ」は、上部の口をヒモで締める、ポリ製の袋。