トロン:レガシー

TRON:LEGACY
監督 ジョセフ・コシンスキー
出演 ギャレット・ヘドランド  ジェフ・ブリッジス  オリヴィア・ワイルド  マイケル・シーン  ボー・ガレット  ブルース・ボックスライトナー  ヤヤ・ダコスタ  セリンダ・スワン  ジェームズ・フレイン  エリザベス・マシス
脚本 エディ・キッツィス  アダム・ホロウィッツ
撮影 クラウディオ・ミランダ
音楽 ダフト・パンク
2010年 アメリカ作品 125分
好き度☆☆☆★


デジタルな世界、なかなか面白く観た
味方の彼女(オリヴィア・ワイルド嬢)もよかったなあ。

世界初、CGを本格導入した映像で話題だった1982年の前作「トロン」は見たはずだけど、覚えていない。それでも今度の作品を観るのに問題はなかった。
ただ、覚えていれば、前作と似ているところなどがわかって、もっと面白いらしい。

こういう内容の映画を作るのには、今のデジタル技術の進歩はピッタリなのだろう。
けっきょく、あっちの世界ではプログラムが人間の形なわけだ。わかりやすい。ひとりの人物がふたりに分かれるのも、わかりやすい。昔からよくある話でもある。

基本的な世界観のアイデアは「トロン」で、すでに出来上がっていたのだろうから(推測だけど)、それを発展させて、現代の技術で見せてくれた映画ということか。
なにしろ、デジタル表現の映像は、すごいものだ。

ほれっぽい私としては、ヒロインにほれてしまった。
オリヴィア・ワイルド嬢だ。たしかに名前の通り、ちょっとワイルドな部分もありそうな?
はっきりした目元などのメイクが効いていることもあるが、いいですねえ。
映画の宣伝か、来日もしていたそうだ。例によって知らなかった私。

3Dで観たけど、あんまり効果は感じなかった。目の前に飛び出すようなシーンがなくて、控えめだったのだろうか。
映画の冒頭で、2Dで撮影した部分もあるが3Dメガネをかけたままお楽しみください、とメッセージがわざわざ出たくらいだから、2D部分は多かったのだろう。
映画本編より、CMや予告編のほうが3D効果がわかりやすく出ていた。

ボー・ガレットという女優さんも出たが、ボーという名前は男でも女でもいいんだよね。つづりは別として。
しかし、映画の映像、みんな青の濃淡という感じ。電脳世界。

そうそう、予告編といえば、関係ないけれど、ジャック・スパロウ主演、いや、ジョニー・デップ主演の「パイレーツ・オブ・カリビアン」の新作があるのを初めて知った。楽しい映画になるかな?

いかしたデジタル系音楽を担当したダフト・パンクは、DJ役として出演しているとか。ああ、あの2人か!
それに、登場人物のひとりが、すべてCGだったという話があるが! マジですか。それは、すごすぎるけど。




〔2010年12月26日(日) 109シネマズ川崎〕


映画感想/書くのは私だ へ        トップページへ