よくも悪くも、「トワイライト〜初恋〜」のキャサリン・ハードウィック監督らしいミステリー・ラブ・ファンタジー。
「ジュリエットからの手紙」、「クロエ」と続いてきた、アマンダ主演作3連続公開祭りも、最後の1本。
3本のなかでは、いちばん上映館数が多い、メジャー公開なのではないか? やはり「トワイライト〜初恋〜」の監督だから、お客は来ると予想したか。
お話は、名作童話をヒントにしたもの。
ある村で、娘が狼に襲われる。狼退治の権威(ゲイリー・オールドマン)は、狼は村人の姿になって潜んでいるという。
アマンダちゃんは、相思相愛の彼氏(貧乏)と親が決めた婚約者(金持ち)の間に挟まれ、しかも、どちらかが狼(人狼)ではなかろうか? いや、もしかして、おばあちゃんが? と疑うのであった…。
おばあちゃんを演じるのが、なんと名女優ジュリー・クリスティさんだよ。
びっくりでした。
アマンダとの掛け合いで、どうして、おばあちゃんの口はそんなに大きいの? などという有名なやりとりもあり、おお赤ずきんだねえ、と楽しめる場面も。
ゲイリー・オールドマンは、こういう、うさんくさいカリスマ的役柄に、ぴったり。(笑)
それにしてもアマンダちゃん、メリル・ストリープ、ヴァネッサ・レッドグレイブ、ジュリアン・ムーア、ジュリー・クリスティと、そうそうたる大物女優との共演が続く。
しかも堂々と渡り合ってのガチ競演。
さすがは、カエル顔の、かわいい私の彼女である。
上映後、ぴあ調査隊に遭遇。
名前が出ないならいいよ、と協力した。
作品の点数をと聞かれて、75点とした。
あとは、監督、俳優などを5段階評価。