トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン

TRANSFORMERS: DARK OF THE MOON
監督 マイケル・ベイ
出演 シャイア・ラブーフ  ロージー・ハンティントン=ホワイトリー  パトリック・デンプシー  ジョシュ・ディアメル  タイリース・ギブソン  フランシス・マクドーマンド  ジョン・マルコヴィッチ
脚本 アーレン・クルーガー
撮影 アミール・モクリ
編集 ロジャー・バートン  ウィリアム・ゴールデンバーグ  ジョエル・ネグロン
音楽 スティーヴ・ジャブロンスキー
2011年 アメリカ作品 154分
好き度☆☆☆☆


いやー、すごい映像の連続で、それが自然なものだから、そのうち、すごいのかどうか感覚がマヒして分からなくなっちゃいました

ドラマのほうは、おばかで笑うためなのだろう小ネタが今回もあるが、吹替版で観ても、もひとつ笑えないことが、ままあり。しゃべくりが早くて、せわしないなかでギャグをやるから、笑う前に場面が終わってる、みたいなことも。
アクションでモトがとれるから、そうしたことは、どうでもいいかもしれない。っていうか、今回(も?)脚本には期待しないほうがいい

それにしても、ラブーフくん、前回の彼女にはフラれて、またしても彼女ができるとわ! うらやましいといふか、ねたましいというか。
この彼女、なにかの投票で1位に選ばれたらしい美女。今が旬? 私にとっては好みではないです。キャメロン・ディアス系かな? あ、違う?
ラスト近くで、彼女、重要な行動に出ます。そんな無謀な!と普通なら考えるようなことを。常識では、信じられません。

原題は、月の暗いとこ、って感じなんでしょうか。日本語題は「ダークサイド・ムーン」なんて、和製英語みたいな、一見、意味が分かりそうで、文法的にはどうなの風味の、ワケわかんない、適当なものになってますが。

フランシス・マクドーマンドさんが登場。連続登板のジョン・タトゥーロとともに、めだってた。
エンドクレジットで、マクドさんの名前がキラリと光ったのを私は見逃しませんでしたよ。
…監督の名前も光ったけどね。俺様な監督だからな…。

闘いの場面、誰が誰やら今回は分かりやすいとウワサで聞いたのだが、そうでもなかった。
赤白帽でも、かぶってもらいたい。
地面と地中をのたくって進むヘビ風な敵は強烈だった。でも、こういうヤツは、やられるときは、えてして、あっけないかも?

それにしても、メカ変身の映像技術って、ここまで来たんだ。いや、もっと進化できるかとも思うけど、これでもスゲーって圧倒される。
動きが自然すぎて、もう、普通に観てしまう。
違う世界のなかで遊ばせてくれる、夢を見せてくれるのが、映画のひとつの役割。
とすれば、これは映像的には本当に優れたエンターテインメント

当然ながら、観るなら、大きなスクリーン、豊かな音響で




〔2011年7月31日(日) ワーナー・マイカル・シネマズ 大井〕


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