ランゴ
RANGO
監督 ゴア・ヴァービンスキー
声の出演 ジョニー・デップ アイラ・フィッシャー アビゲイル・ブレスリン ネッド・ビーティ ビル・ナイ アルフレッド・モリーナ レイ・ウィンストン ハリー・ディーン・スタントン ティモシー・オリファント
原案 ゴア・ヴァービンスキー ジェームズ・ウォード・バーキット
脚本 ジョン・ローガン
編集 クレイグ・ウッド
音楽 ハンス・ジマー
2011年 アメリカ作品 107分
好き度☆☆☆
んー、よくできたアニメですが、私には普通かな?
とびぬけて素晴らしいとか、感動するとかではなかった。
その理由はストーリーによるのか、キャラクターによるのか。
カメレオン。なんでカメレオンが主役なのかって考えたときに、いろいろに変化する役者、声を担当している、まさに、ジョニー・デップか!という気もする。
本作のランゴ自体、伝説のガンマンの名前であって、主役のカメレオンが嘘ついて、そう自分が名乗っているのである。
つまり変幻自在なカメレオンらしくガラリと役柄も変わっているわけで。
嘘から出た誠か。
彼は「ランゴ」の役がなくなったときに、失意に陥る。彼の存在意義は無になる。
無からの再生途上に出会うのが、クリント・イーストウッドそっくりの西部の精霊!
けっこうなお調子者である、このカメレオンだが、失意という試練に出会って、何者でもない存在にまで墜ち、そこから明らかに成長を遂げる。
やがて目的を見出した者、いや、カメレオンは元気も勇気も百倍か!?(笑)
正しいと信じるもののために、困難に立ち向かう勇気を持って。
なんて書くと、かっこよすぎるが、いいじゃないの、映画なんだし、アニメだし、カメレオンだし!
みんなの顔は変だけど、やがて愛着がわいてくる…かもしれない。
声優陣は完璧。そりゃ、一流俳優だもんねえ。
〔2011年11月3日(木) ワーナー・マイカル・シネマズ 板橋〕
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