ラブ・アゲイン

CRAZY, STUPID, LOVE.
監督 グレン・フィカーラ  ジョン・レクア
出演 スティーヴ・カレル  ジュリアン・ムーア  ライアン・ゴズリング  エマ・ストーン  アナリー・ティプトン  ジョナ・ボボ  マリサ・トメイ  ライザ・ラピラ  ケヴィン・ベーコン  ジョン・キャロル・リンチ  
脚本 ダン・フォーゲルマン
撮影 アンドリュー・ダン
編集 リー・ヘイキソール
音楽 クリストフ・ベック  ニック・ウラタ
2011年 アメリカ作品 118分
好き度☆☆☆☆


「センスがいい、笑える、泣ける。」上等のラブコメディ。

原題も、CRAZY, STUPID, LOVE. つまり、「いかれてる、お馬鹿、愛。」(この訳は一例です)と、洒落(しゃれ)ている

ファースト・シーンから、ハイセンス。
食事に来ているカップルの足元を次々に映していって、いきなり運動靴が! それが我らが主人公のスティーヴ・カレルだ。ファッションがイケてないことが一瞬で観客に分かる。しかも笑える。

バーで女性をナンパして、お持ち帰り率(ほぼ?)100パーセントのライアン・ゴズリングが、スティーヴがモテるように指南をするのだが、服装を変えるなど、いろいろとアイテム・チェンジしていけば、けっこうイケそうなことが分かるだけでも、世のモテない男性は必見であろう。(ホントか?)(見てよかった。笑)

スティーヴ・カレルとジュリアン・ムーアの夫婦関係を中心に、13歳の息子ジョナ・ボボ(実際の年齢も、役柄とほぼ同じ)がベビーシッターで17歳のアナリー・ティプトン(実年齢は22歳くらい?)に恋したり、ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンが○○したり(これは詳しくは書かない)、スティーヴ・カレルがマリサ・トメイ(彼女の役、おもしろい!)をナンパしたり、ジュリアン・ムーアが同僚のケヴィン・ベーコンと接近したり…。

エマ・ストーンの友人役のライザ・ラピラもかわいい(アジアの血が混じっている顔立ち)。

ナンパ師の話なんて、いやだ! と思う方もいるかもしれないが、そのへんは、だいじょうぶ。でしょう。

それに、「ラブ・アゲイン」なんて、ありふれたタイトルがついてるから、あんまり注目されていないかもしれないけど、そのへんは、百聞は、いや、百タイトル名は一見にしかず。
これは面白いです。




〔2011年12月11日(日) テアトル新宿〕


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