灼熱の魂

INCENDIES
脚本・監督 ドゥニ・ヴィルヌーヴ
出演 ルブナ・アザバル  メリッサ・デゾルモー=プーラン  マキシム・ゴーデット  レミー・ジラール
原作戯曲 ワジ・ムアワッド
撮影 アンドレ・テュルパン
編集 モニック・ダルトゥンヌ
音楽 グレゴワール・エッツェル
2010年 カナダ・フランス作品 131分
好き度☆☆☆


予告編を見るたびに泣けていたけど…本編を観て、それほどでもなかった…。

衝撃的なことは、たしかだが、でも、どこかで見たようなオチ。そんな偶然が…? 無理やりっぽくて
前日観た「サラの鍵」と同じように、戦争下の過去と、現在との2つの物語が並行する構成なのだが、こちらは、作りが荒々しいというのか。(あくまでイメージ。)
まあ、それが個性というか、観るほうも好みが出るのかもしれないが…。
そういえば、ふたりがプールで泳ぐことの意味は何だったのか?
場面転換?で字幕説明が出る(誰の話なのかとか、どこなのかとか、だっけ?)のもスマートじゃない

当事者でない人に依頼して、そこから、かなりの進展を見せるのも、何だか他力本願にすぎるというのか、都合がいい話のよう。
ヒロインが最後に真実を知る、きっかけも、偶然の出来すぎのような気がする。

たぶん、これが今年最後に見る映画。




〔2011年12月24日(土) TOHOシネマズ シャンテ〕


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