バトルシップ

BATTLESHIP
監督 ピーター・バーグ
出演 テイラー・キッチュ  リアーナ  ブルックリン・デッカー  浅野忠信  リーアム・ニーソン  アレキサンダー・スカルスガルド
脚本 ジョン・ホーバー  エリック・ホーバー
撮影 トビアス・シュリッスラー
編集 コルビー・パーカー・ジュニア  ビリー・リッチ  ポール・ルベル
音楽 スティーヴ・ジャブロンスキー
2012年 アメリカ作品 130分
好き度☆☆☆


艦vs艦の攻防は、なかなか面白かった。

意外だったのは、駆逐艦3隻が前半の主役になってたこと。
空母など他の艦船は置いてきぼり。(笑)
いやあ、でも駆逐艦も、強いもんだね。

ドラマ部分は、遊び(おまけ)みたいなもので、底が浅いが、かろうじて座礁しないくらいには深い。(笑×2)

いまどき、艦隊決戦なんて珍しいので、観ていて楽しいことは楽しい
航空機が飛べば、やっぱり船は不利。空からの攻撃には受け身になっちゃうからねえ。
まずは飛行機を排した状況をつくって、船どうしのバトルを見せた。

何カ国もが参加した演習なのに、しょっぱなから、日米決戦のサッカー。
そのあとも、日米の駆逐艦の活躍。
日本を取り上げてくれて、喜んでいいのか、興行収入を見込んだ顧客サービスなのか?(笑×3)
しかも、日本側は俳優としては浅野忠信だけだし!(笑×4)

人類どうしの戦争はやめてほしいが、エイリアン相手なら、ドンパチやってくれ!
しかし、人類の武器が通用する敵だったんだね。
大砲の弾が一発当たっただけで、いろいろ総崩れ爆発するとか、あの玉は、なんで街を壊すのかとか、ツッコミどころは、いっぱいあるようなノーテンキ作だが、まあいいや。

海戦ゲームをヒントにしたところもあるらしく、なるほど、あの「ブイ」のあたりなのですか。

ユニバーサル映画の、100周年記念作品。いかにも、ユニバーサルっぽい、大衆娯楽的おおらかさ、とでも言うべきか。




〔2012年4月22日(日) TOHOシネマズ 日劇1〕


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