艦vs艦の攻防は、なかなか面白かった。
意外だったのは、駆逐艦3隻が前半の主役になってたこと。
空母など他の艦船は置いてきぼり。(笑)
いやあ、でも駆逐艦も、強いもんだね。
ドラマ部分は、遊び(おまけ)みたいなもので、底が浅いが、かろうじて座礁しないくらいには深い。(笑×2)
いまどき、艦隊決戦なんて珍しいので、観ていて楽しいことは楽しい。
航空機が飛べば、やっぱり船は不利。空からの攻撃には受け身になっちゃうからねえ。
まずは飛行機を排した状況をつくって、船どうしのバトルを見せた。
何カ国もが参加した演習なのに、しょっぱなから、日米決戦のサッカー。
そのあとも、日米の駆逐艦の活躍。
日本を取り上げてくれて、喜んでいいのか、興行収入を見込んだ顧客サービスなのか?(笑×3)
しかも、日本側は俳優としては浅野忠信だけだし!(笑×4)
人類どうしの戦争はやめてほしいが、エイリアン相手なら、ドンパチやってくれ!
しかし、人類の武器が通用する敵だったんだね。
大砲の弾が一発当たっただけで、いろいろ総崩れ爆発するとか、あの玉は、なんで街を壊すのかとか、ツッコミどころは、いっぱいあるようなノーテンキ作だが、まあいいや。
海戦ゲームをヒントにしたところもあるらしく、なるほど、あの「ブイ」のあたりなのですか。
ユニバーサル映画の、100周年記念作品。いかにも、ユニバーサルっぽい、大衆娯楽的おおらかさ、とでも言うべきか。