タイタンの逆襲

WRATH OF THE TITANS
監督 ジョナサン・リーベスマン
出演 サム・ワーシントン  ロザムンド・パイク  トビー・ケベル  エドガー・ラミレス  ビル・ナイ  リーアム・ニーソン  レイフ・ファインズ  ダニー・ヒューストン
原案 グレッグ・バーランティ  デヴィッド・レスリー・ジョンソン  ダン・マゾー
脚本 ダン・マゾー  デヴィッド・レスリー・ジョンソン
撮影 ベン・デイヴィス
編集 マーティン・ウォルシュ
音楽 ハビエル・ナバレテ
2012年 アメリカ作品 99分
好き度☆☆★


いくらIMAXといえども、内容を楽しめないと、どうしようもないのだな、やはり。

「タイタンの戦い」の続編。
1962年にジュリアーノ・ジェンマ主演で「タイタンの逆襲」という映画があったが、それとは関係ないらしい。

前作から10年後。ペルセウスは、息子と2人、人間として生きていた。
そこへ父・ゼウスがやってくる。神の力が弱まり、封じ込めてあるタイタン族のクロノス(ゼウスの父でもある)が復活するかもしれない、力を貸してほしい、というのだ。
一方、冥界の王・ハデスはある計画を練っていた…。

IMAXの3D観賞。今回は、イスが振動するウィンブルシート200円も追加。
2200円プラス200円で、2400円である。
もし、前売券観賞なら1300円だから、ほとんど2倍の金額だ。
たしかに迫力はある。あるが、まず、お話がイケてなければ面白くないのだ、いくら迫力があっても。
これは、IMAXで観るべき映画は、ちゃんと考えなくてはならない。当たり前だが、そう確認した。
「アメイジング スパイダーマン」「ダークナイト ライジング」「アベンジャーズ」は、IMAXで観るかどうか?

最初に出てきた、猪突猛進の怪物キメラと、巨人サイクロプスと、あとは、ちょこまかした怪物しか出なかったのではないか。
ミノタウロス(?)とかも、なんじゃ、これ?という間に出番は終わり、クロノスはデカイだけ、あっけなく消えます。
怪物くん、案外、少ない印象。

がっちゃんごっとん組み合わせの迷路で行ったり来たり、なんて新味もないし、ハデスの気持ちも簡単に変わるし、ん、あれで生き返るの? あれで死ぬの? とか適当に作ってるんじゃない?
ゼウスとハデスが、ビームだかフォースパワー発揮しまくりにも、苦笑。
前作に続いて、かっこいいのは、空駆ける馬ペガサスだけ
あとの注目は、今回新しくアンドロメダ役になったロザムンド・パイク嬢くらいか。
あ、ビル・ナイもね。

次回作は、息子・へレイオスが中心になりそう。ペルセウスは助っ人に?




〔2012年4月29日(日) ユナイテッド・シネマ としまえん〕


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