009 RE:CYBORG

脚本・監督 神山健治
声の出演 宮野真守  斎藤千和  小野大輔  玉川砂記子  大川透  増岡太郎  吉野裕行  杉山紀彰  丹沢晃之  勝部演之
音楽 川井憲次
2012年作品 103分
好き度☆☆☆


2013年。超高層ビルを爆破する連続事件が世界中で起こっていた。ギルモア博士は、それぞれの故郷に帰っていたゼロゼロナンバーサイボーグ戦士たちに召集をかける。

石ノ森章太郎の漫画のキャラや設定をベースにした、3Gアニメーション。といっても私は2Gで観たのだが…。
原作漫画は、まれに読んだことがある程度。かっこいいな、とは以前から思っていた。

数か月前から流れていた、この映画の予告編は驚きだった。アニメ映画なのに、予告編は実写だったからだ。内容自体も衝撃的だったし、なるほど考えたなあと。

映画は、会話内容が難解。アメリカの軍需産業と政府、秘密機関が絡み、会話をよく聞いていないと、わけがわからなくなるかもしれない。
…でも、最終的には、○○に操られていたのね、とわかるのだが。
いまの世界の混沌、戦争を、そういう結論でまとめて、だから人間は、しっかりしなければいけないのだ、と言いたいようにも思えますね。よくわからんけど。

009の島村ジョーは、加速装置を使って、音速で移動できる。つまり、一瞬で複数の敵をやっつけることも可能。頼もしい!
003のフランソワーズ・アルヌール(同名の女優さんもいる)は、視覚と聴覚が発達している。
このふたりはカップル、ラブラブです。
つっても、抱き合ったりキスしたりだけの描写ですけどね。

フランソワーズが飛行機から飛び降りるときの、スカートからのぞく後ろ太ももの色っぽさを見逃しませんでしたよ!
主役の009の活躍は当然として、アメリカが話の中では重要なので、アメリカ人の002、ジェット・リンクもがんばりました。

009好きなら、チェックしてもいいのではないかな?
私は、フランソワーズが「飛び降り」で、あとの本作のすべてを持っていった(凌駕した)と思います。(太ももだけの意味ではないよ。)

勢ぞろいしたシーンは、映画にはなかったと思う。




〔2012年10月28日(日) TOHOシネマズ 渋谷〕


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