オープニングの追跡アクションは、ものすごい。
そのあとには、それ以上のアクションはなかったように思えてしまうが…。
ダニエル・クレイグのボンドになって、リアル路線を突き進む007シリーズ。
余裕のユーモア発言は期待できない、マジキャラなクレイグ・ボンドには合っているのかもしれない。
今回のボンドガールは薄い。(ボンドガールの話からかよ! 笑)
以下、ネタばれあり!
ナオミ・ハリスとは同僚づきあいで、ちょっと深い仲にはなるが。
ベレニス・マーロウとは、あんな終わり方をするし。(これは許せない。敵役ハビエルの非情さを示しただけじゃないか。)
いちばん多く付き合うのが、ジュディ・デンチの上司Mとは、何たることか。苦笑
マニーペニーが登場したり、そのほかの面子(メンツ)が原点に返ったことに、何の意味があろうか。
とくに、姿かたちの違うマニーペニーは無理やりだ。
この面子がそろって、これから、以前のシリーズのお話になるんだよ〜といいたいのか…そうなのか?
IMAXで、いちばん後ろの列で観たのだが、前列の人の頭が高く飛び出していて、下のほうの画面が、頭の形に、さえぎられてしまった。
これまでは、すぐ前の列がない位置の座席で観ていたので、こんな不具合はなかったので、こんなことがあるのかと驚いた。
前のめりになれば、画面が全部見えるので、ずっと前のめりになって観ていたのだ。
IMAXは画面が大きくて、ずっと下のほうまであるのだから、座席からの見え方には配慮して設計してほしい。
エンドロールで、長崎の軍艦島の名前が、漢字でも出てきて、ああ、あの島の全景がそうだったのか! と気がついた。
アデルの歌う主題歌を、エンドロールでも、もう1回やってほしかったが…メロディを覚えるまでいかなかったね…。