「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのときの楽しさが再び!
いやー、期待してなかったんだけど、面白く観られた。
MAX3Dで観賞。
魔法使いガンダルフが、ホビットのビルボを誘いにくるんですね。
旅の仲間にしようと。
なにしろ、変わらぬガンダルフに会えたのも、うれしい。変わらぬったって、マッケランさんの年齢は「ロード・〜」のときからは増えてるわけだが、あんまりわからないので。(これは、ほかのお馴染みキャラにもいえること。)
で、なぜかビルボの家に、みんながやってきて、飲めや食えや歌えやの騒ぎに。
そのへんもテンポがよくて楽しい。
たとえば、「7人の小人」なんかがやっていそうな、にぎやかな食事?
このときに、みんなで歌う歌のメロディ、耳に残るのです。予告編から聞いてた繰り返しのせいもあるかも。
ドワーフ13人の名前を書いておくと、トーリン・オーケンシールド、ドーリ、
バーリン、ドワーリン、 ビフール、ボフール、 ボンブール、オイン、グローイン、ノーリ、オーリ、キーリ、フィーリ。
旅立った一行。
けわしい山道を通るのは、冒険ファンタジーの、お約束でしょうか。
そのシーン、このあと、とんでもないことに!
おー、そんな怪物がいるのか、と。ファンタジー、なんでもありですね。
エルフの国へも立ち寄ります。
地図を解明してもらうために。また、なつかしいキャラ登場。エルロンド。
またまた、なつかしいお方が! ガラドリエル。
考えてみると、女優さんといえるのは、彼女しか出てこなかったような気がするのだが…。
んー、何回思い出してみても、彼女だけじゃん!?
そして、出ました!
いよっ! ゴラム。ビルボとの1対1演技。
なぞなぞ対決なんかをやってくれて、おもしろいぞ。「あの」指輪をビルボが持つようになった、いきさつが分かる。
吹替版で観たのだが、声優さんも素晴らしくて、もう、なんだか、完璧ゴラムです!?
トロルたちに捕まって、みんなが食われそうになって。
どう切り抜けるのか。ビルボもがんばるけど、やっぱり最後を決めたのは…。
3時間あっという間。
これが、あと2作つづくなんて、まあ、どこまで、ぜいたくな。
エンドロールで、ギレルモ・デル・トロが脚本に加わっていると知って、驚きつつ、ダークファンタジーには手馴れた人だから納得でもある。
一流の美術、撮影、キャラクター造形、音楽などが総合されて、舞台になる世界を構築していくさまは、見事というほかない。