ホビット 思いがけない冒険

THE HOBBIT: AN UNEXPECTED JOURNEY
監督 ピーター・ジャクソン
出演 マーティン・フリーマン  イアン・マッケラン  リチャード・アーミティッジ  ジェームズ・ネスビット  ケン・ストット  エイダン・ターナー  ディーン・オゴーマン  グレアム・マクタヴィッシュ  アダム・ブラウン  ピーター・ハンブルトン  ジョン・カレン  マーク・ハドロウ  ジェド・ブロフィー  ウィリアム・キルシャー  スティーヴン・ハンター  アンディ・サーキス  シルヴェスター・マッコイ  ヒューゴ・ウィーヴィング  ケイト・ブランシェット  クリストファー・リー  イライジャ・ウッド  イアン・ホルム
原作 J・R・R・トールキン
脚本 フラン・ウォルシュ  フィリッパ・ボウエン  ピーター・ジャクソン  ギレルモ・デル・トロ
撮影 アンドリュー・レスニー
編集 ジャベツ・オルセン
美術 ダン・ヘナ
音楽 ハワード・ショア
2012年 アメリカ・ニュージーランド作品 170分
好き度☆☆☆☆


「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのときの楽しさが再び!

いやー、期待してなかったんだけど、面白く観られた
MAX3Dで観賞。

魔法使いガンダルフが、ホビットのビルボを誘いにくるんですね。
旅の仲間にしようと。
なにしろ、変わらぬガンダルフに会えたのも、うれしい。変わらぬったって、マッケランさんの年齢は「ロード・〜」のときからは増えてるわけだが、あんまりわからないので。(これは、ほかのお馴染みキャラにもいえること。)

で、なぜかビルボの家に、みんながやってきて、飲めや食えや歌えやの騒ぎに。
そのへんもテンポがよくて楽しい。
たとえば、「7人の小人」なんかがやっていそうな、にぎやかな食事?

このときに、みんなで歌う歌のメロディ、耳に残るのです。予告編から聞いてた繰り返しのせいもあるかも。
ドワーフ13人の名前を書いておくと、トーリン・オーケンシールド、ドーリ、 バーリン、ドワーリン、 ビフール、ボフール、 ボンブール、オイン、グローイン、ノーリ、オーリ、キーリ、フィーリ。

旅立った一行。
けわしい山道を通るのは、冒険ファンタジーの、お約束でしょうか。
そのシーン、このあと、とんでもないことに!
おー、そんな怪物がいるのか、と。ファンタジー、なんでもありですね。

エルフの国へも立ち寄ります。
地図を解明してもらうために。また、なつかしいキャラ登場。エルロンド

またまた、なつかしいお方が! ガラドリエル
考えてみると、女優さんといえるのは、彼女しか出てこなかったような気がするのだが…。
んー、何回思い出してみても、彼女だけじゃん!?

そして、出ました!
いよっ! ゴラム。ビルボとの1対1演技。
なぞなぞ対決なんかをやってくれて、おもしろいぞ。「あの」指輪をビルボが持つようになった、いきさつが分かる。
吹替版で観たのだが、声優さんも素晴らしくて、もう、なんだか、完璧ゴラムです!?

トロルたちに捕まって、みんなが食われそうになって。
どう切り抜けるのか。ビルボもがんばるけど、やっぱり最後を決めたのは…。

3時間あっという間。
これが、あと2作つづくなんて、まあ、どこまで、ぜいたくな。
エンドロールで、ギレルモ・デル・トロが脚本に加わっていると知って、驚きつつ、ダークファンタジーには手馴れた人だから納得でもある。

一流の美術、撮影、キャラクター造形、音楽などが総合されて、舞台になる世界を構築していくさまは、見事というほかない。




〔2012年12月16日(日) ユナイテッド・シネマ としまえん〕


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