警官といえども、ギャングにはギャングのように立ち向かうっきゃないのか。
実話をベースにした話のようで、チラシには「…(ギャングのミッキー・コーエンの)テーブルには、フランク・シナトラやサミー・デイヴィス(ジュニアか?)、マリリン・モンローなど名だたる有名人たちが座っていた。…」とある。
マリリンは、シナトラと仲良しなので、シナトラがいれば、ま、同席したこともあったかもしれない…。
正義感の強い警官(ジョシュ・ブローリン)に、チームを作ってコーエンをつぶせ!という指令が下る。
メンバーを選んだのが彼自身ではなくて彼の奥さん、というのがいい。夫が無事でいられるように周囲の人材を考えるわけだ。
初仕事が大失敗だったり、カーチェイスのときも成り行き任せっぽく、よく死なないもんだと思うが。実際でも、こんなふうだったら、運がよかったとしか…。
他人が巻き添えでも、しょうがない、みたいなのも、しょうがないんでしょうか。
まー、映画だから、いいか。ということでしょうか。
この感想では、ろくに映画解説もしないので、映画全体を知りたいという方には、ご期待に沿えません…。
エマちゃんは、くっきりとしたメイクで、役柄的に、いかにもな雰囲気。(1949年という時代的にも?)
ショーン・ペン以下のギャングに戦争を挑む「ギャング部隊」(原題)。
えらくワルそうなペン、しゃべりがソフィスティケートで色男なライアン・ゴズリング、猪突&一徹なブローリン、年季の入ったガンマンなロバート・パトリック、などキャラクターはいろいろで、おもしろい。