オブリビオン

OBLIVION
監督 ジョセフ・コシンスキー
出演 トム・クルーズ  オルガ・キュリレンコ  アンドレア・ライズブロー  モーガン・フリーマン  ニコライ・コスター=ワルドー  メリッサ・レオ  ゾーイ・べル
原作 ジョセフ・コシンスキー
脚本 カール・ガイダシェク  マイケル・デブライン
撮影 クラウディオ・ミランダ
編集 リチャード・フランシス=ブルース
音楽 M83
2013年 アメリカ作品 124分
好き度☆☆☆☆


すごく楽しめた!

IMAXで観賞。3Dではないが、IMAXの大画面と音響で大満足。
「SF映画」としての要素が、いろいろあって面白い。

むずかしくなく、別世界(とはいえ、他人事ではないのだが)の夢のなかに連れていってくれて、見ていてワクワク。

どこかの宇宙人(?)と戦って、地球をダメにしちゃったけど、男女のペアで居残って、ちょっと管理してるんだよ〜、みたいな「設定」。(いいかげんな説明ですか?)

トムちんの乗っている機体の、「発進時の動き方」や、離着陸のときの「脚の動き」。(じっくり見ちゃった。)

植物の鉢。(植木鉢じゃないけど。)
SFだから、未来的な銃を使いますよね。
攻撃もするロボット。正面が顔のようにも見える。そういうふうにデザインしたのかな。
通信機器。SFは、こうでなきゃね!
不時着現場。

ほかにも、居住スペースの下のほうがプールになっていたり、カーチェイスの楽しさ(クルマじゃないけど)、廃墟の地球の一隅にある楽園(ユートピア)、コールドスリープ…など、ほかのSF映画で見たことがあるような、さまざまがある。

宇宙船が不時着することから生まれる疑問、謎。
記憶、郷愁、愛、戦い…。
原題でもあるオブリビオンとは「忘却」の意味。
そうそう、一言でも書いたらネタばれになるものもあって、それも、すごくSF的。大ネタですね。

ジョセフ・コシンスキー監督、前作「トロン:レガシー」はリメイク的作品だったが、今回は原案から手がけているから、気合も入ったのでは?

監督にとって、会心作だと思う。




〔2013年6月9日(日) ユナイテッド・シネマ としまえん〕


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