バトル・シーンが暗くて、動きがよくわからない。
そのほかの点では、ものすごく楽しい!
IMAXの3D吹替版で観賞。これは絶対IMAXで観ると決めていたし、そういう内容の映画だ。
ロボットと怪獣の戦いを大迫力で魅せまくる力技!
監督が日本のロボットアニメや怪獣ものが大好きなようで、それは素直にうれしい。
私も「マジンガーZ」やら、もろにハマる時代を生きたので(さすがに「鉄人28号」の記憶は薄い)、この映画には萌える!
しかも大スケールの実写(とCG)で、つくってくれてるのだから!
ヒロインが菊地凜子さんなのも、うれしい。
ロボット、怪獣が主役なんだから、その文化の生みの親といってもよさそうな日本への敬意なのだろうか。
ロボット(ちゃんとした名称はつけてあるようだが、特には書かない)の操縦が「ふたり一組」で、コンビネーションをとるところに、ドラマが生まれてくる。
お互いの記憶までシェアするので、どちらかに、つらい記憶があれば、もうひとりも、それを経験しなければならない…。
…なんて難しいことは置いといて!
ロボットアニメや怪獣ものを、ワクワクして見ていたときと同じように、楽しめばいい。
ただ、はじめに書いたように、戦闘シーンが夜、海…で、暗くて見にくいんだよね…。
でも、ネットで予告編を見ると、思ったより見にくくないので、もう1回、今度は字幕で2Dで観たい気がする。
マジな戦いの合間に、ふたりの博士と、ロン・パールマンのコミカルな演技が挟まって、息抜きっぽくなってる。
ツッコミどころは多々、多々あるが、そんなものは問題じゃないし、作り手のほうだって承知の上のはず。
エンドロールの最後には、レイ・ハリーハウゼンと、本多猪四郎への献辞があるので、見逃さないほうがいい。