キャプテン・フィリップス

CAPTAIN PHILLIPS
監督 ポール・グリーングラス
出演 トム・ハンクス  バーカッド・アブディ  バーカッド・アブディラマン  ファイサル・アメッド  マハト・M・アリ  キャサリン・キーナー
原作 リチャード・フィリップス
脚本 ビリー・レイ
撮影 バリー・アクロイド
編集 クリストファー・ラウズ
音楽 ヘンリー・ジャックマン
2013年作品 134分
好き度☆☆☆


銃器の怖さが、ひしひしと。

映画ブロガーさんたち各自の2013年度ベスト選出で、いい評価なので、おくればせながら観てみた。
新宿でまだ上映中だったよ(1月19日時点)。「新宿ミラノ3」。はじめて行く映画館は、おお、こういうとこなのか!と楽しい。

コンテナ商船が海賊に襲われて…という実話のようだ。
何十人もの船員がいる非武装の船が、銃を持った、たった3人の男に乗り込まれて発生する恐怖。
この船にも銃を置いておけばよかったのに、と思ったのは私だけですか?
それに、海賊が出そうなところを通る危険を避けようとはしないのか。


船長は船員たちに隠れるように指示して、なんとか対処しようとするが…。
やりとりが緊迫して、目が離せない。
この後は、もしかして、ネタばれ。

ずっと、この船のなかで話が進むのかと思ったら、意外なことになっていき…。
それにしても、やっぱりアメリカ、狙撃の特殊部隊の出番があるんだね。強そうだよね。逆らっても無駄だぞ、みたいな。
相手は、ソマリア人…。かつて、ソマリアの内戦にアメリカは関わっていたっけ…。
そのへんを思うと、どこか、なにか、引っかからないこともない。

極限状態で頑張る、ひとりの人間を真摯に描いて、一方の海賊側の立場も分かるし、緊張感はある。
でも、好きか?といえば、そうでもない
かわいい娘が出てこないからでしょ…というのは誰ですか!?
あ、いや、かなりのところ、否定はしませんが。




〔2014年1月19日(日) 新宿ミラノ3〕


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