少し物足りなかったけど。
スカヨハが超人アクション?という予告編を見て、おもしろそうだと思ったが、監督がリュック・べッソンですか?と一抹以上の不安。
まー、やっぱり、って仕上がりかなあ。大雑把というのか。
でも、スカーレット・ヨハンソン嬢がほとんど出ずっぱりだから(モーガン・フリーマン教授の講義以外は、だいたい出てるんじゃない?)、彼女が好きなら、それでOKだよね〜。
脳の機能が今以上に働いたら、ヒトはどうなるのか? をスカヨハにやらせた着眼は良い。かっこいいもん。
すでに「アベンジャーズ」あたりの映画で、彼女は格闘技や操縦や銃撃、なんでも優れているスパイを演じているから、新鮮味は少ないが、今度は、かよわい一般人から超人への変化である。
スーパーパワーで敵を手玉に取るスカヨハ、いや、ルーシー。
私も持ちたい! 「適度」な超能力を!
脳が覚醒したスカヨハ、いや、ルーシーは、電波は操るわ、拳銃を浮かすわ(マグニートーかよ!)、人間を浮かすわ(マジック…じゃないよね)、初運転で逆走するわ、もう素晴らしいです!
やりたい放題、なんでもござれ、です!
やがて、100パーセント、脳が回転したら、ああ、そういうこと?
そこで終わったのが、物足りない原因。
もっと何かスゴイことになるかなーと、心のうちで期待してたっす。
あとで、89分という上映時間だったのを知って、そうか、だから、なおさら、ス〜ッと終わった印象がプラスされたのかも、と思いましたです。
89分の短さでいいことのひとつ…テレビ放映時にカットされなくてすむよね?
でも、ま、いいや。
「べっそん」の演出はどうでも、スカちゃんの女っぷりは一応、楽しめたし。