クロエたん主演。こういう状況だと、やはり泣けちゃう…という映画。
少女期の姿をスクリーンに残しつつ、大人になってきたクロエたん。
いまどき、クロエといえば、クロエ・グレース・モレッツ!
彼女が演じる、恋愛がらみの、生死の決断のドラマでした。
以下、ネタばれ。
あらすじだけの作品紹介ですら書いてあるだろうことを、ここではネタばれとします。何も知らないで見るほうが、インパクトが大きいに決まっているので。
彼女が病院のベッドに横たわる自分を見るというのは、臨死体験談で「寝ている自分を天井に浮いて上から見ていた」などという話にヒントを得たのかも?
彼女は「自分の意思で」生きるか死ぬかを選ぶ立場に立たされた…。
映画では、その前までの彼女の人生を見せていき、そういう経験をつんできた彼女の選択を、観客は見守ることになる。
もし自分が彼女だったら、どうなのだろう?と考えてしまう観客もいそうです。
カップルの付き合いの未熟さは、若さゆえと考えておきましょうか。
少し惜しかったのは、彼女の決断の瞬間がはっきりしなくて、劇的な度合いが足りない気がしたこと。
それに、あの状況ならば、感情のままに早まって死ぬより、生きたほうが絶対にいいと思うなあ。まだ、家族、友人、彼氏、将来の夢まであるんだから。
クロエたんのチェロ演奏も見どころ(聴きどころ)。