ホビット 決戦のゆくえ

THE HOBBIT: THE BATTLE OF THE FIVE ARMIES
監督 ピーター・ジャクソン
出演 マーティン・フリーマン  リチャード・アーミティッジ  エヴァンジェリン・リリー  エイダン・ターナー  イアン・マッケラン  ルーク・エヴァンス  リー・ペイス  オーランド・ブルーム  ケイト・ブランシェット  シルヴェスター・マッコイ
原作 J・R・R・トールキン
脚本 フラン・ウォルシュ  フィリッパ・ボウエン  ピーター・ジャクソン  ギレルモ・デル・トロ
撮影 アンドリュー・レスニー
編集 ジャベツ・オルセン
音楽 ハワード・ショア
2014年 アメリカ・ニュージーランド作品 144分
好き度☆☆☆☆


シンプルに大活劇で、単純に楽しくて、最後は泣けたし、よかったよ。

戦いのシーンがほとんどだが、おもしろく観た。

前作の終わりで、スマウグ(竜)が町を燃やしに飛んでいった。
今作のスタートは、竜の襲来を迫力ある映像力で楽しませてくれて、それが一件落着。
そのあとは、黄金がザクザクと保管してある山に向かって、多くの勢力が集結、そこでの戦いとなる。

原題の「5軍の戦い」の5軍って、ドワーフ、エルフ、人間、ゴブリン(オーク)と、あとは誰かと調べたら、イスタリ(魔法使い)らしい。
記憶と記録のためにも、固有名詞を多く書き留めておく。

人間のバルド(ルーク・エヴァンス)VSスマウグ(声:ベネディクト・カンバーバッチ)。一騎打ち。

ドワーフを率いるトーリン・オーケンシールド(リチャード・アーミティッジ)は、スマウグの黄金への執着心が感染したかのようになってしまうのだが、そこから立ち直るのかどうか、戦いのゆくえは、どうなるのか。

ホビット族のビルボ・バギンズ(マーティン・フリーマン)が指輪の力を使う場面は、それほどなかったけど、この指輪は「ロード・オブ・ザ・リング」の3部作につながるわけですね。

エルフのタウリエル(エヴァンジェリン・リリー)(原作にはないオリジナルキャラクターらしい)と、ドワーフのキーリ(エイダン・ターナー)の淡い恋のゆくえ…これは、もう、言えない! 言えないよ!

魔法使いガンダルフ(イアン・マッケラン)の場面には、なんと! 森の奥方のエルフ、ガラドリエル(ケイト・ブランシェット)が登場! そればかりか、○△□や×○△(伏せなくてもいいんだが)も出現!

レゴラス(オーランド・ブルーム)の戦いぶりも、かっこいい。

3部作にわたる旅の終わり。
やっと、ただいま!って感じ。いっしょに旅してきたようで、ほっとしたり、感慨もあるね。

以下はネタばれなのだが…

魔法使いラダガスト(シルヴェスター・マッコイ)、大鷲、ビヨルン(熊みたいな獣人)勢が加勢して、北からのゴブリン軍を粉砕しちゃったわけ? もしかして最強の軍? もっと早めに参加できてたらよかったんじゃ?




〔2014年12月14日(日) ユナイテッド・シネマ としまえん〕


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