ANNIE/アニー

ANNIE
監督 ウィル・グラック
出演 クヮヴェンジャネ・ウォレス  ジェイミー・フォックス  ローズ・バーン  ボビー・カナヴェイル  キャメロン・ディアス  テファニー・カーツバ  アドウェール・アキノエ=アグバエ  デヴィッド・ザヤス
原作 トーマス・ミーハン
脚本 ウィル・グラック  アライン・ブロッシュ・マッケンナ
撮影 マイケル・グレイディ
編集 ティア・ノーラン
音楽 チャールズ・ストラウス
2014年 アメリカ作品 118分
好き度☆☆☆★


思ったより楽しい〜

ミュージカル映画は好きだが、話の内容が興味を引きそうなものに思えなかったので、観ないでおこうかなとも考えていた。
でも、1日の映画の日、1100円ならいいかと。
曲は「トゥモロー」しか知らなかったのだが、ほかも楽しんで聞くことができた。
オリジナルは見ていないけど、曲もお話も、今風にアレンジしていそうだ。

観たあとで、アニーのオリジナルが赤毛らしいと知り、思い当たった。
最初の教室の場面で、白人のアニーがまず登場して、つぎに黒人のアニー、つまり今回の主役クヮヴェンジャネちゃんが出てきていた。
この映画は赤毛の白人じゃないんだよ、黒人のアニーだよー。というのを、ユーモラスに伝えていたのだ。
その他のシーンでも、ユーモアをきかせたところが多々見受けられて、いいじゃないの!と思いながら観ていたのだった。

キャメロン・ディアスさんなんだが…ブサイク顔の連発で、もう、美しさを捨てているんじゃないかというほど。(笑)
歌も、細々としていて、うまいとはいえない。
彼女の名前で映画に重みを欲しかったのかどうか知らないが、ほかの人選はあったのではなかろうか。
ローズ・バーンさんは、わりとうまかった。意外というか、歌える人だと今まで思っていないもんね。
それに、ソーシャルワーカーの、おばちゃん(ステファニー・カーツバさん)! まさかの側転(…本人だったと思うけど…)、ダンス(ってほどでもないか)、歌(ちょっと)ですよ。

やっぱり、ミュージカルは好きだ。基本的に。
ひとつ文句を言うと、なぜタイトルが「ANNIE/アニー」と、英語と日本語を並べるんだ? オリジナルの「アニー」と区別したいのかもしれないけど、なんの意味がある? 書くのに、めんどくさくてしょうがない。
ついでに言うと、副題が長ったらしい映画も嫌だ。どんな映画なのか知らせたいのだろうけど、よけいなお世話である。




〔2015年2月1日(日) ユナイテッド・シネマ としまえん〕


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