思ったより楽しい〜!
ミュージカル映画は好きだが、話の内容が興味を引きそうなものに思えなかったので、観ないでおこうかなとも考えていた。
でも、1日の映画の日、1100円ならいいかと。
曲は「トゥモロー」しか知らなかったのだが、ほかも楽しんで聞くことができた。
オリジナルは見ていないけど、曲もお話も、今風にアレンジしていそうだ。
観たあとで、アニーのオリジナルが赤毛らしいと知り、思い当たった。
最初の教室の場面で、白人のアニーがまず登場して、つぎに黒人のアニー、つまり今回の主役クヮヴェンジャネちゃんが出てきていた。
この映画は赤毛の白人じゃないんだよ、黒人のアニーだよー。というのを、ユーモラスに伝えていたのだ。
その他のシーンでも、ユーモアをきかせたところが多々見受けられて、いいじゃないの!と思いながら観ていたのだった。
キャメロン・ディアスさんなんだが…ブサイク顔の連発で、もう、美しさを捨てているんじゃないかというほど。(笑)
歌も、細々としていて、うまいとはいえない。
彼女の名前で映画に重みを欲しかったのかどうか知らないが、ほかの人選はあったのではなかろうか。
ローズ・バーンさんは、わりとうまかった。意外というか、歌える人だと今まで思っていないもんね。
それに、ソーシャルワーカーの、おばちゃん(ステファニー・カーツバさん)! まさかの側転(…本人だったと思うけど…)、ダンス(ってほどでもないか)、歌(ちょっと)ですよ。
やっぱり、ミュージカルは好きだ。基本的に。
ひとつ文句を言うと、なぜタイトルが「ANNIE/アニー」と、英語と日本語を並べるんだ?
オリジナルの「アニー」と区別したいのかもしれないけど、なんの意味がある?
書くのに、めんどくさくてしょうがない。
ついでに言うと、副題が長ったらしい映画も嫌だ。どんな映画なのか知らせたいのだろうけど、よけいなお世話である。