パパが遺した物語

FATHERS AND DAUGHTERS
監督 ガブリエレ・ムッチーノ
出演 アマンダ・セイフライド  カイリー・ロジャーズ  ラッセル・クロウ  アーロン・ポール  ダイアン・クルーガー  ブルース・グリーンウッド
脚本 ブラッド・デッシュ
撮影 シェーン・ハールバット
編集 アレックス・ロドリゲス
音楽 パオロ・ブォンヴィーノ
2015年 アメリカ・イタリア作品 116分
好き度☆☆☆


うーん、フツーだなー。

私のアマンダ主演だから、観ておかないとと思って、いそいそと映画館へ。

彼女も来日するほど、宣伝にがんばった作品だ。
で…、まず、パパロス(父親を失った寂しさ、ですか)のためなのか、男遊びしてしまうというのが、説得力がどうなのか、と考えてしまう。そうでない人も大勢いるわけだし。
作家という職業も、映画の題材に使われすぎでしょー、と感じる。
ラッセル・クロウの第一イメージは個人的には、マッチョなグラディエーターなものだから、多少、似合わないというか。

子ども時代の役の女の子(カイリー・ロジャーズ)は、彼女が成長したらアマンダに似た感じになるかもなあ、と思えるし、演技もしっかりしていて、いい配役だったのではないだろうか。

脇役がなにげなく豪華で、ジェーン・フォンダ、オクタヴィア・スペンサー、クヮヴェンジャネ・ウォレスという女優陣が支えている。
アマンダとラッセル・クロウは「レ・ミゼラブル」で共演しているけど、本作では顔を合わせなかったそう。(撮影日が違っただけで、べつに仲が悪いわけではない。)
あ、この映画、ミュージカルにしちゃえばよかったのに。クヮヴェンジャネちゃんだって歌えるし。(笑)

バート・バカラック(大好き)の“CLOSE TO YOU”が流れると泣ける。いい曲なので…。
ジュークボックスのシーンは、パパに救われたようなものだよね。




〔2015年10月25日(日) 丸の内ピカデリー2〕


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