007 スペクター

SPECTRE
監督 サム・メンデス
出演 ダニエル・クレイグ  レア・セドゥ  モニカ・ベルッチ  ステファニー・シグマン  クリストフ・ヴァルツ  ベン・ウィショー  ナオミ・ハリス  デイヴ・バウティスタ  アンドリュー・スコット  レイフ・ファインズ
脚本 ジョン・ローガン  ニール・パーヴィス  ロバート・ウェイド  ジェズ・バターワース
撮影 ホイテ・ヴァン・ホイテマ
編集 リー・スミス
音楽 トーマス・ニューマン
2015年 イギリス・アメリカ作品 148分
好き度☆☆☆


007は、もはやお付き合いで見ているような気がする。

それ以上でも、それ以下でもない、作品のインパクト。1作目からすべてを見てきたから、見るけどさ。
少し以前に、ツイッターに以下のように書いた。
『「007 スペクター」観た。自分が今のリアルな007を見て引っかかる理由。それ、死ぬだろ? そんなうまくいくわけないだろ? という部分があると、リアルな作り方とは合わないからだ。』

以前の、おちゃらけたようなジェームズ・ボンド(とくにロジャー・ムーアとか)なら、そんなバカな〜!と思っても、笑って許せるのだ。そういう作りなのだから。
でも、今のダニエル・クレイグ・ボンドのシリーズは、マジで話を作っているわけでしょう。そういう流れの中で、あれ? 都合よすぎじゃね? と思ってしまうと、なんだか違和感があって、冷めてしまうのだね。

オープニングから狙撃態勢に入るまでの長回し撮影は素晴らしい。
どうやって撮っているのかと感嘆するほどだった。

あとは、取り立てて、言いたいことはありません。つまらなくはないですが。自分の感じるところでは、「こんなものでしょう」か。
主題歌も、1回聞いたら覚えられるような、もっとストレートにパンチとインパクトのあるものがいい。




〔2015年11月28日(土) イオンシネマ 大井〕


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