ホラーというよりサスペンス?
今年1本目の観賞映画。
ギレルモ・デル・トロ監督作品ときたら、興味しんしんですから。
トム・ヒドルストンに惚れちゃって彼の屋敷に行ったミア・ワシコウスカちゃん。略してミアワシ。(略すな!)
そこには、彼の姉ジェシカ・チャスティンさまも住んでいて…。
屋敷に行くまでの話は、けっこう長いです。
途中からは謎解きサバイバルみたいな。
20世紀はじめが舞台らしく、ゴシックな雰囲気、つまり、ちょっとダークでミステリアスな空気が好き。
実際、そこに暮らしていたら何も思わないのだろうけど、見ているぶんには雰囲気がよいのだよね。
タイトルにクリムゾンとつくように、紅い色に、雪の白、という対比の美しさがあり。
ぼろい屋敷なので、天井が壊れていて雪が降り落ちてくる、なんてところは、とっても良い。(住むのは嫌だが。)
殺しのシーンが直接的すぎて、うわーっと思う。2回ほどだったか。
思いっきりホラーなら、それもあり、として見ているけど、そうでもないんじゃ?という内容で、そう来ると、ちょっとねえ…。
デル・トロらしいといえるのかもしれないけど、そんなに、はっきり見せなくてもいいのでは、と考えます。
ジェシカ・チャスティンお姉さんが、お得な役回りだと思う。うまい人が、こういう役を演じるのを見るのは楽しい。
おばけっぽいものの描写は少しバケモノ的で、もうちょっと幽玄な雰囲気みたいにしてくれないものかと。西洋と東洋の違いでしょうか。