クリムゾン・ピーク

CRIMSON PEAK
監督 ギレルモ・デル・トロ
出演 ミア・ワシコウスカ  トム・ヒドルストン  ジェシカ・チャスティン  チャーリー・ハナム  ジム・ビーヴァー  バーン・ゴーマン  レスリー・ホープ  ダグ・ジョーンズ
脚本 ギレルモ・デル・トロ  マシュー・ロビンス
撮影 ダン・ローストセン
編集 ベルナ・ビラプラーナ
音楽 フェルナンド・ベラスケス
2015年 アメリカ作品 119分
好き度☆☆☆★


ホラーというよりサスペンス?

今年1本目の観賞映画。
ギレルモ・デル・トロ監督作品ときたら、興味しんしんですから。

トム・ヒドルストンに惚れちゃって彼の屋敷に行ったミア・ワシコウスカちゃん。略してミアワシ。(略すな!)
そこには、彼の姉ジェシカ・チャスティンさまも住んでいて…。

屋敷に行くまでの話は、けっこう長いです。
途中からは謎解きサバイバルみたいな。
20世紀はじめが舞台らしく、ゴシックな雰囲気、つまり、ちょっとダークでミステリアスな空気が好き。
実際、そこに暮らしていたら何も思わないのだろうけど、見ているぶんには雰囲気がよいのだよね。

タイトルにクリムゾンとつくように、紅い色に、雪の白、という対比の美しさがあり。
ぼろい屋敷なので、天井が壊れていて雪が降り落ちてくる、なんてところは、とっても良い。(住むのは嫌だが。)

殺しのシーンが直接的すぎて、うわーっと思う。2回ほどだったか。
思いっきりホラーなら、それもあり、として見ているけど、そうでもないんじゃ?という内容で、そう来ると、ちょっとねえ…。
デル・トロらしいといえるのかもしれないけど、そんなに、はっきり見せなくてもいいのでは、と考えます。

ジェシカ・チャスティンお姉さんが、お得な役回りだと思う。うまい人が、こういう役を演じるのを見るのは楽しい。

おばけっぽいものの描写は少しバケモノ的で、もうちょっと幽玄な雰囲気みたいにしてくれないものかと。西洋と東洋の違いでしょうか。




〔2016年1月10日(日) TOHOシネマズ シャンテ〕


映画感想/書くのは私だ へ        トップページへ