オデッセイ

THE MARTIAN
監督 リドリー・スコット
出演 マット・デイモン  ジェシカ・チャステイン  クリステン・ウィグ  ケイト・マーラ  ショーン・ビーン  ジェフ・ダニエルズ  マイケル・ペーニャ  セバスチャン・スタン  アクセル・ヘニー  キウェテル・イジョフォー  ベネディクト・ウォン  マッケンジー・デイヴィス  ドナルド・グローヴァー
原作 アンディ・ウィアー
脚本 ドリュー・ゴダード
撮影 ダリウス・ウォルスキー
編集 ピエトロ・スカリア
音楽 ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
2015年 アメリカ作品 142分
好き度☆☆☆★


前向き、ポジティブにつらぬかれた感動。

ジェシカ・チャステインさんが出ているから観ようかという動機しかなかった私である。
あとは、リドリー・スコット監督だからというのが多少。

火星にひとりで残った男がどうやって生き延びて、助ける側はどう動いたのか、というお話。
生き残ろうとする男が、まっと・でいもんのせいなのか知らないが、あんまり悲壮感はない!
そういうところがハリウッドメジャー臭というのか、よくわからんが。

はじめのうち、でいもん、ちょっと太り気味だなーと思ったのだが、あとで痩せていたのを見て、あ、これは痩せているときに(映画の後半部分を)先に撮影して、太ってから映画の前半を撮ったのかも?と考えました。
だって、痩せるより太るほうが簡単だし。わが経験として。(笑)

火星といえば、地球の隣にある星ですね。月は別として。
それでも行くのは大変なんだ。
もっと遠くの星に行くなら、とんでもないことですね!

救出ミッションは、とにかく助かってほしい、と応援してしまう。こんなに前向きに頑張ってきたんだもの。観客の感情に訴えてきますよ、そりゃ。
あの状況で生きるためには、幸運も必要じゃないかと思うけど、あきらめずに考えて努力しなければ、きっと幸運も引き寄せられないものなのだろう。

中国の技術力がすごく頼りになるのだけど、また映画の資金を出してもらうために中国を持ち上げているのかと思いきや、原作のとおりらしい。
日本のロケット技術でもいいじゃないか…。と思いました、まる。

ユーモアがあるせいか、ゴールデングローブ賞でも、コメディ・ミュージカル部門だったんですね。しかも作品、男優賞をとってるの!?




〔2016年2月6日(土) イオンシネマ 大井〕


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