ザ・ビートルズ〜EIGHT DAYS A WEEK ‐ The Touring Years

THE BEATLES: EIGHT DAYS A WEEK - THE TOURING YEARS
監督 ロン・ハワード
2016年 イギリス・アメリカ作品 140分
好き度☆☆☆★


ビートルズの前期、ライブをやっていたころの日々を映画に。

チラシでビートルズの新しい映画があると知って、これは観なきゃと思った。
そういえば、つい先日も、来日50年で盛り上がっていたっけ。

私がビートルズを聴いたのは、たぶん中学生の頃からで、日本の歌謡曲などよりも先に好きになって、LPはすべて買い、シングル盤のB面にしか入っていない曲があれば、そのシングル盤も買い、ビートルズすべての曲を聴いたはず。
なぜ好きになったのか? 曲がいいから、としか思えない。誰かのファンということではないし。

1962年にデビューして、1970年のアルバム「レット・イット・ビー」発表でほぼ終わりなので、活動期間は短い。
しかもライブは1966年までしかしていないから、期間的に見ても、ライブは「前期」だけ

日本版は特別編集とも聞くが、カメラマン・浅井慎平のインタビューも入っている。来日したビートルズを担当したオフィシャル・カメラマンだったんですねえ。知りませんでした。

ビートルズの曲に馴染みのある私は、メロディが流れれば、なつかしく楽しくなるが、知らない人が見たらどうなのか。…知らない人、いるのか? いるのかもしれないなあ。
それに、ビートルズがつくった曲でないものも多く歌われていたので、知らないと、あ、聴いたことあるけど、これもビートルズなのか!と思われそうだ。彼らが歌って、より有名な曲になったのは確かだが。(「ディジー・ミス・リジー」「アクト・ナチュラリー」など。)

ジョン・レノンがアメリカ公演に際してのセリフで言っていた。
アメリカについては、映画などで知っていて(映画のほかにも何か言ったけど忘れた)、スターの名前を挙げたなかに、マリリンもあったのだ!
そりゃそうだよね。でも、ありがとう、ジョン!

ひとつ、文句を言いたいのは、タイトルが長い! 書くときに大変だし、ノートに記録するのに、枠の中に収まりきらない。
「ビートルズ ツアーの日々」とかでいいじゃん、ということです。
シェア・スタジアム(シェイ・スタジアム)でのコンサート30分版が、おまけについている。こちらには、歌詞の字幕はない。




〔2016年9月22日(木) イオンシネマ 板橋〕


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