B級色が否めないが、とっても楽しい!
ネタばれあり。
島に着いてからは、ヘリコプターの戦隊で楽しめるし、「地獄の黙示録」みたいなシーンも。
コングが、さっそく登場するのは出し惜しみがなくて、よいぞ。
そして、ヘリとのバトル。おもしろい! コング、でかいし、強い。
部下をやられた隊長のサミュエル・Lは、コングに復讐心をたぎらせる。
コングとサミュ、交互に画面に映ると、同じような顔だから、どっちがどっちだか、やがて分からなくなる!
コングと対決できる人間は、サミュエル・Lしかいない、と確認できる、すぐれたショットだ(笑)。
コングをはじめ未知の生物に対して、人間、あっけなく、やられる。
ぶっ飛ばされ、踏みつぶされ、刺され、喰われ。
大物俳優といえども、どこで退場になるか分からないよ。
決死の覚悟で向かっていって、無駄死にになったりもして、あっけなさが、かえって、すっきり。
一方で、心の通い合いもあり。
コングは島の守り神なのだ。優しく接すればOK。
ヒロインのブリー・ラーソンさんを、ちゃんと守って手のひらに乗っけるのは、過去作品の継承か。
こうでなくちゃね。
そうそう、そのブリーさん、薄着で胸どーん!なのは、うれしい。
ジャングルで蚊やなんかに刺され放題の危険に陥ろうとも、なんのその、観客サービスでしょうか? ありがとうございます。
研究者の役で、中華系の女性が出ていたけど、中華系プロダクションの名前があったから、さもありなん、と思いました。
怪物や人間のバトルに、ほぼ注力するせいか、B級っぽいイメージになるが、これはこれで、カンペキに近い、楽しさ。
今回の「キングコング」、ムダなものが、ほとんどなくて、スキッとしてる。
好感度は大だ。楽しめる。映画館なら、もう一度観てもいい。
しかし、だいたい、「髑髏島」なんて難しい漢字をタイトルにつけるか!?
見本の字を見ながらでないと、書けないじゃないか。髑髏なんて字を覚えても、うれしくないし。
エンドロールのあとに、マーベル映画よろしく、おまけがある。
続編がらみのはずで、日本人としては、すごく楽しみになる!
おまけシーンって、エンドロールの前に入れるわけにはいかないの? エンドロールを見てほしいからか?