皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ
LO CHIAMAVANO JEEG ROBOT
監督 ガブリエーレ・マイネッティ
出演 クラウディオ・サンタマリア イレニア・パストレッリ ルカ・マリネッリ アントニア・トゥルッポ フアナ・ヒメネス
脚本 ニコラ・グアリャノーネ メノッティ
撮影 ミケーレ・ダッタナージオ
編集 アンドレア・マグオロ フェデリコ・コンフォルティ
音楽 ミケーレ・ブラガ ガブリエーレ・マイネッティ
2015年 イタリア作品 112分
好き度☆☆☆
「こうてーっつジーーーーッグーーー!」
と変身する…のではなかった。
しかも私は「鋼鉄ジーグ」のアニメを見たことがないという…。
イタリア映画で、日本製ロボットアニメをやるの? と興味をもったのと、「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」って題名に興味をもったのと。
映画館で観たのは、そんな理由からである。
以下、ネタばれかといえばネタばれかもしれない。
そしたら、まあ、イタリアのヤクザというかマフィアというかがベースのお話になってて。
ある男が、あることによって、超人的な力を得てしまうのであり、べつにロボットに変身はしないのだった。
いいことするのかと思いきや、パワーを活かして、お金を盗むのだった。そうだよね、そんな聖人君子じゃないよね、ふつうは。
そこへ、アニメのジーグ大好きガールが登場し…。
生臭いバイオレンス描写もありつつ、まさかの展開に、いやいや、泣かせに来たわけね…ええ、泣きますとも。悲しくて泣き、そのあと、胸をあつくして泣きますよ。
で、キレッキレの悪党と、最後は戦うことになる。
外国製らしいポスターに日本語タイトルが入っているけど、はじめっから、日本語タイトルもつけて製作したのだろうか?
映画本編でも、観ていて日本語タイトルが出てきたので、あれ、日本公開のときに、ちょっと入れてみたのかな、とも思ったのだが、もしかして最初からあるものなのか?
永井豪原作のアニメを見ていれば、リスペクト具合がもっとわかるのかもしれない。
エンドロールで熱唱しているのは、主役本人であるらしい。
〔2017年5月21日(日) ヒューマントラストシネマ 有楽町〕
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