マイティ・ソー バトルロイヤル

THOR: RAGNAROK
監督 タイカ・ワイティティ
出演 クリス・ヘムズワース  トム・ヒドルストン  ケイト・ブランシェット  テッサ・トンプソン  マーク・ラファロ  イドリス・エルバ  ジェフ・ゴールドブラム  カール・アーバン  アンソニー・ホプキンス  ベネディクト・カンバーバッチ  浅野忠信
脚本 エリック・ピアソン  クレイグ・カイル  クリストファー・ヨスト
撮影 ハビエル・アギーレサロベ
編集 ゼイン・ベイカー  ジョエル・ネグロ
音楽 マーク・マザースボウ
2017年 アメリカ作品 130分
好き度☆☆☆☆


楽しかった!

歴代のマーベルもののうちでも、一番といえる楽しさではないだろうか。
…記憶力ないから、鵜呑みにしないように。

最初の、「回転ソー」から、さっそく笑わせる。いいねえ。

戦いに入ると、レッド・ツェッペリンの「移民の歌」が流れる。
これ、あとで歌詞を調べたら、「神々のハンマー」なんて出てくるので、なんと、ソーにピッタリなんだ!と納得。
しかも、ヴァイキングが新天地を目指した歌ならば、オーディンやロキ、ヴァルキリーなんかが、もともと登場している北欧神話にもピッタリ!
加えて、映画そのもののラストにも関わっているじゃないか!

予告編で見たから知ってるけど、あの人は出てくるわ、びっくりしたことに、あの超人は出てくるわ、予告編で見たから知ってるけど、あの超人は出てくるわ、ナタポー(ナタリー・ポートマンさん)は出て…こないわ(「フラれた」「フラれてない」で笑える)で、もう、やっぱりアベンジャーズ・ワールドですね。

キャプテン・アメリカやハルクは真面目だし、アイアンマンは金持ちが多少鼻につくし、軽いノリ笑いがもっともやりやすいのが、ソーなのだなあと、そう思う。

ヴァルキリーが天馬にまたがり戦うシーンは、こんなの、絵画にあったよね!? ね! と興奮するし、ほんと、おもしろい

あの、ケイト・ブランシェットさんが、敵役だっていうんだから、すごい。彼女がやれば、そりゃもう最強に決まっている。
ソーのハンマーをガシッと受け止めちゃって、さらに…惚れ惚れしますなあ!

原題の「ラグナロク」とは、北欧神話の世界における終末の日のこと。

なんか、よく知らない監督で、どうなの、これ? と思っていたワタシだが、申し訳ない!
これだけ、笑いがあって、わかりやすく、テンポよく、かっこよく、楽しめるんだから、もう間違いない!(何が?)

もう1回観ようかな。




〔2017年11月19日(日) 日劇3〕


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