ユダヤ人を救った動物園 〜アントニーナが愛した命〜

THE ZOOKEEPER'S WIFE
監督 ニキ・カーロ
出演 ジェシカ・チャステイン  ヨハン・ヘルデンベルグ  ダニエル・ブリュール  エフラット・ドール  シーラ・ハース  マイケル・マケルハットン  イド・ゴールドバーグ
原作 ダイアン・アッカーマン
脚本 アンジェラ・ワークマン
撮影 アンドリー・パレーク
編集 デヴィッド・コウルソン
音楽 ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
2016年 チェコ・イギリス・アメリカ作品 127分
好き度☆☆☆★


こういうのが本当の勇気だろう。

地下室にユダヤ人をかくまう。
それも、すぐ外には、ドイツ兵がいることが多い環境の中で。

夫はユダヤ人たちを居住地区からひそかに脱出させ、地下室へ連れてくる。
危険と隣り合わせの行為を繰り返す。

事実の重さは動かしようがない。
正しいことをしたい、と思っても、それを実行に移すことができるのかどうか、なのだ。

動物たちの可愛さには、見ていてなごむが、戦争が起きて、飼うことが維持できなくなると、彼らには悲惨な運命が待つ。
勝手に飼っておきながら、戦争などが起きたら飼う余裕がない。なんと自分勝手なのか、人間は。

アントニーナを演じるジェシカ・チャステインさんが話す英語が、いかにも外国人がしゃべっているような発音で、しかも、簡単な英語。
ポーランドはポーランド語だと思うのだが、映画だから英語を使っているのであろうことは理解できる。
それでも、流暢な英語ではない、ということは、アントニーナが外国からポーランドに来た人だ、という表現なのか?
ま、どうでもいいことだが。(なら、書くな?)

こんな人びとがいたのだなあ、と記憶に残る作品。

どうしても言いたくなったので、ここに書くが、最近いつも思うのは、タイトルの長さ。
見た映画のタイトルは、ノートに記録しているが、区切っているので、書くスペースに限度があるわけですよ。
で、最近は半数くらいが「タイトル長い!」と感じる。副題がついていることが多いから。
タイトルで内容をわからせて、お客を呼びたいという配給会社の気持ちはわかるが、長いタイトルは嫌だ! やめてほしい。表記が、めんどくさい。パソコンならコピペすれば問題ないけれど、そういう問題じゃない。




〔2017年12月24日(日) イオンシネマ 板橋〕


映画感想/書くのは私だ へ        トップページへ