ラプラスの魔女

監督 三池崇史
出演 櫻井翔  広瀬すず  豊川悦司  福士蒼汰  玉木宏  志田未来  佐藤江梨子  リリー・フランキー  TAO  高嶋政伸  檀れい
原作 東野圭吾
脚本 八津弘幸
撮影 北信康
編集 山下健治
音楽 遠藤浩二
2018年作品 115分
好き度☆☆★


盛り上がりに欠けるわー。

すずちゃんがいなかったら、眠くなったかも。(私の場合に限る。)
すずちゃんの、ここぞというときに見せる「まなざし」、魔女っぽい(?)目ヂカラが魅力的。美人は見せどころが決まるから得だ!
でも、魔女を気取るなら、もっともっと、ミステリアスさを引っ張っていったほうが興味深く見られたはず。種明かしが早い。

殺人事件にしても、不思議さなり不気味さなりで引き込まれるような演出ができなかったものか。
不可能犯罪については、結局のところ、落としどころとして妥当というか、それぐらいの結論しかないのかも?

トヨエツが出ているとは知らなかったが、いま、ちょうど連続テレビ小説で、ちょっと変な漫画家の役で見ているので、イメージが多少重なって、やっぱり変な人?(笑)
いちばん目立つ役。

櫻井くんと刑事の玉木氏は、観客のガイド役的な立場で、事件にかかわっていく存在だった。
志田未来さん、見ていて誰なのか、まったく気づかず。こんな感じだったっけ?
高嶋政伸、悪そうな奴ら大勢がやってきたとき、ひとりで片づけた? どうなったんだっけ?
TAOさん、出ていたんだね。ボディガード役の女の人か。

最後に三池監督の名前が出たときに思ったのは、え、三池さんにしては平板だなあ、と。
過去に見た(数少ない)彼の監督作は、もっと面白みがあった気がするのだが。
原作を読むほうが面白そう。




〔2018年5月5日(土) TOHOシネマズ 日比谷〕


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