キャッツ

CATS
監督 トム・フーパー
出演 フランチェスカ・ヘイワード  ロビー・フェアチャイルド  レベル・ウィルソン  ジュディ・デンチ  イアン・マッケラン  イドリス・エルバ  ジェニファー・ハドソン  ジェームズ・コーデン  ジェイソン・デルーロ  テイラー・スウィフト
脚本 リー・ホール  トム・フーパー
撮影 クリストファー・ロス
編集 メラニー・オリヴァー
音楽 アンドリュー・ロイド・ウェバー
2019年 イギリス・アメリカ作品 109分
好き度☆☆☆


違和感なし!

批評家ども及び多くの映画ファンから、さんざん文句を言われてきたので楽しみにしていた。
そうしたら、ニャッツ!
なにも変じゃないじゃにゃい。
猫だもの。顔だけヒトなのは、しかたないから、こういうものでしょう。
ハダカっぽいうんぬんの話だって、
猫だもの! あれでいいんじゃない。

中盤、ジュディ・デンチ猫が出てくるあたりまでは、ほとんど猫紹介でお話が進まないせいか、歌と踊りオンリーな感じで、眠くなった。じつは4DXで、マタタビの香りを仕込んで恍惚状態にさせたのか?

イアン・マッケラン猫とかデンチ猫とか、一目でわかる重鎮俳優が猫メイクになっているのは、見ておいて損はない。…と思う。
重鎮とかネズミまではいいが、ゴキ(ブリ)を出すのはねー、ちょっとねー。舞台でも出るのか?

歌曲は「メモリー」は圧倒的感動曲で、ジェニファー・ハドソン猫は、これだけのために存在。いいとこ、かっさらう。弱々しいなかでの、一部のみ声を張ったところの声量がものすごい。
ほかの歌は矢継ぎ早に出てきて、面白いのもあった。何度も聴けば気に入ってくるものはあると思う。なにしろ一度聴いただけだから。

主役のフランチェスカ・ヘイワード猫、最後のほうでデンチ猫が歌うときに隣にいて、横顔のアップがきれいで惚れた

もしかしたら、舞台のほうが映画よりもフィットする作品なのかもしれないし、いまひとつ乗れないのは、見せ方の問題などがあるのかもしれない。




〔2020年2月9日(日) TOHOシネマズ 渋谷〕


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